商品ページで変えられることと、変えられないことを分ける
商品ページは、ECの購入判断に大きく影響します。
ただし、売上を決めるすべての条件をページで変えられるわけではありません。
商品ページで変えやすいのは、買う前に分からないこと
- 誰に合う商品か
- 競合と何が違うか
- 仕様の違いで使い方がどう変わるか
- その主張を何で信じられるか
- サイズ・使い方・保証など購入前の不安
この情報が不足しているなら、ページ改善の余地があります。
ページの外は、流入・商品と価格・購入条件の3つに分ける
在庫・送料・決済を別々の原因として覚える必要はありません。いずれも「買おうとした後の購入条件」として確認します。
具体例|ページを綺麗にしても、在庫がない商品は買えない
しかし人気サイズは常に欠品で、再入荷日も分からない。
ページ改善で商品の魅力は伝わっても、買いたい商品が買えない状態は変わりません。
在庫、配送、決済など購入を直接止める問題は、ページより先に直す必要があります。
ページ改善後は、見た目ではなく行動が変わったかを見る
「前より良いページになった」だけでは成果を判断できません。
- 商品ページからカートへ進む割合が変わったか
- カートから購入完了までの割合が変わったか
- 流入元ごとの購入率が変わったか
- 改善前後で価格・広告・在庫条件が変わっていないか
カート投入が増えたのに購入が増えないなら、ページ前半より購入条件を疑います。
商品・価格で止まるなら、ページだけでは変えられないことがある
ページで価格差の理由を説明することはできます。
しかし、予算を大きく超える価格そのものや、採算上必要な価格をページだけで消すことはできません。
CVRが低いときに価格をどう切り分けるかは、ECのCVRが低いのは価格が高いから?で整理しています。
流入で止まるなら、ページ改善だけで来る人は変わらない
商品を必要としない人、価格帯が合わない人を広告で大量に連れてきている場合、ページ改善だけでは流入のズレは消えません。
広告と商品ページのどちらに問題があるかは、EC広告を増やしても売上が伸びない理由で分けています。
商品ページを直し続ける前に、次の停止場所を確認する
ページ改善そのものを否定する必要はありません。
必要な情報を揃えたうえで数字が動かないなら、同じページを何度も作り直すより、流入・商品・価格・購入条件へ確認範囲を広げます。
自社EC全体の原因を分ける場合は、自社ECで売れない原因は何?へ進んでください。
この個別原因だけでなく、自社ECのCVRがどこで止まっているかを全体から切り分けたい場合は、自社ECのCVR改善で施策を増やす前に確認する7つの順番から確認できます。