先に決めるのは依頼先ではなく、数字が落ちている場所

Meta広告のCPOが高いとき、運用代行を変えるべきか、LPを作り直すべきか迷います。

ここで会社から選ぶと、広告会社は広告改善、制作会社はLP改善を提案しやすくなります。先に決めたいのは依頼先ではなく、広告から購入までのどこで数字が落ちているかです。

広告運用代行とLP改善の順番は固定しない。先にボトルネックを特定する。

CTR・CPCが悪いなら、広告側を先に見る

広告が表示されてもクリックされない、CPCが高い、狙った層へ十分届いていない。この状態ではLPへ人が来る前に止まっています。

クリエイティブ、訴求、配信設定、ターゲティングなど、広告側を先に確認します。ただし、CTRだけを上げる強い訴求へ変えてLPとのズレを作らないようにします。

CTRは悪くないのにLP到達後CVRが低いなら、LPを先に見る

広告はクリックされているのに購入されない場合、広告運用だけを細かく調整しても改善幅が小さいことがあります。

広告で期待させた内容がLP冒頭で続いているか、商品の違いが分かるか、価格やオファーへの納得が作れているか、購入前の不安が残っていないかを確認します。

広告別にCVR差が大きいなら、広告とLPの接続を見る

同じLPへ送っているのに、広告Aは売れ、広告Bは売れない。この場合はLP単体の問題とも広告単体の問題とも限りません。

広告ごとに連れてきている人、期待させている結果、使用場面が違い、その違いをLPが受け取れていない可能性があります。

このケースでは「運用代行かLP制作か」の二択より、広告→LPの訴求設計を先に直す方が合理的です。

LPのCVRも悪くないのにCPOが高いなら、広告側へ戻る

LPへ来た人は十分購入しているのにCPOが高いなら、流入獲得コストが高い可能性があります。

CPM、CTR、CPC、クリエイティブの疲弊、配信対象、予算配分を確認し、同じCVRを維持したままより安く適切な流入を獲得できるかを見ます。

カート以降で落ちているなら、広告もLPも先ではない

LPからカート投入までは悪くないのに購入完了率が低いなら、送料、配送、会員登録、決済手段など、購入直前の問題が残っている可能性があります。

この状態で広告会社を変えても、LPを全面改修しても、主因は残ります。

どちらを先に依頼するかは、この表で分ける

現在の状態 → 先に見る場所
CTR・CPCが悪い
広告クリエイティブ、訴求、配信設定を先に確認
CTRは良い/LP CVRが低い
LP冒頭、商品理解、オファー、不安解消を先に確認
広告ごとにLP CVR差が大きい
広告とLPのメッセージ接続を確認
LP CVRは良い/CPOが高い
広告側の流入コスト・配信効率を確認
カート後に離脱
送料・配送・決済など購入導線を確認

両方悪いときは、同時に全部直さない

広告もLPも数字が悪いと、両方を一度に全面改修したくなります。ただ、同時に大きく変えると、何が効いたのか分からなくなります。

まず大きく落ちている場所を一つ決め、変更後に次の段階へ進みます。広告で完了した説明をLPで繰り返すなど、接続自体に問題がある場合は一体で設計します。

ボトルネックが分かれば、先に依頼する相手も決まる

広告代理店へ相談すれば広告の改善案が、LP制作会社へ相談すればLPの改善案が出るのは自然です。

だから、依頼先を決める前に広告→LP→購入の数字を並べ、どこが最初のボトルネックかを確認します。そこが分かれば、広告運用代行、LP改善、広告→LP接続、購入導線のどこへ費用を使うかを決められます。