Makuakeの実績は、一般販売でも使える。ただし「何が分かる数字か」を添える

株式会社マクアケは、Makuakeの実績を活用して一般販売へ進む実行者が多いことを公表しています。また、Makuakeでデビューした商品を楽天市場やAmazonなどへ展開する際、応援購入実績を販売実績として広告やLPに活用する方法も案内しています。

ただし、一般販売の商品ページを見ている人にとって、「1,000万円達成」そのものが購入理由になるとは限りません。初めて見るブランドなら「本当に選ばれている商品なのか」、用途で迷っているなら「自分と同じ使い方をした人も満足しているか」が知りたいからです。

実績を載せるときは、数字の横に「その数字から何が分かるのか」を置きます。
数字を大きくするより、買う前の不安と結び付けたほうが意味が伝わります。

応援購入総額は「どれだけ大きな反応が集まったか」を伝える

応援購入総額は、商品やブランドを初めて知った人に「先行販売の段階ですでに一定規模の購入があった」と短く伝える材料です。特に、新興ブランドや国内での販売実績がまだ少ない商品では使いやすい実績です。

一方、「Makuakeで1,200万円達成」だけでは、何が支持された商品なのかまでは分かりません。商品ページでは、その商品を選ぶ理由を説明した直後に実績を置き、「その価値に実際の購入が集まった」という順番にすると意味がつながります。

置き方の例「狭いキッチンでも収納場所を取りにくい」→ 商品の仕組み・サイズを説明 → 「Makuakeで応援購入総額1,200万円」。実績を先に見せるのではなく、何への反応だったのかが分かる位置に置きます。

サポーター数は「実際に何人が選んだか」を伝える

応援購入総額は商品単価の影響を受けます。高単価なら少人数でも金額は大きくなります。そのため、「幅広く選ばれたこと」を伝えたい場合はサポーター数のほうが分かりやすいことがあります。

総額とサポーター数を両方載せること自体は問題ありません。ただし、同じ「人気でした」を二度言うだけなら情報が増えるだけです。総額は反応の規模、サポーター数は選んだ人数として役割を分けます。

置き方の例ファーストビュー直下でブランドへの安心材料が必要なら「Makuakeで○○人が応援購入」。高額達成のインパクトより「これだけの人が選んだ」を伝えたい場面に向いています。

レビューは「届いた後にどう評価されたか」を伝える

Makuakeには、リターン受取後のサポーターが品質や対応などを評価できるプロジェクトレビュー機能があります。実行者向けには、評価の分布、再購入意向、自由記述コメントなども確認できる仕組みが提供されています。

応援購入総額やサポーター数が「買う人がいた」という実績なのに対し、レビューは「受け取った後にどう感じたか」を伝えられます。一般販売の商品ページでは、商品の主要な訴求と同じ内容を実使用者の経験が裏付けているレビューを優先します。

置き方の例「軽くて毎日出し入れしやすい」と訴求するなら、その直後に「実際に毎日使えている」「出し入れが苦にならない」といった同じ使用場面のレビューを置きます。

3つを全部ファーストビューに詰め込む必要はない

買う前に残っている不安優先する実績
知らないブランドなので、本当に買われているのか不安応援購入総額
一部の人だけに売れた商品ではないか気になるサポーター数
届いた後も期待どおりに使えるか知りたいレビュー

実績を増やすことより、今その場所で残っている不安に合うものを一つ置くほうが、ページは読みやすくなります。

実績を載せる前に、一般販売で「なぜこれを選ぶか」を作り直す

Makuakeでは、新しさ、開発背景、応援したい気持ち、先行して手に入れられることも購入のきっかけになります。一般販売では、すでに市場にある商品と並べて比較されます。

そのため、Makuakeの実績だけを移植しても、「人気だったことは分かった。でも自分が今これを選ぶ理由は分からない」で止まることがあります。先に一般販売での選択理由を作り、その内容を裏付ける位置へ応援購入総額・サポーター数・レビューを配置する。この順番なら、Makuakeの成果を一般販売でも活かしやすくなります。

Makuake後の一般販売
Makuakeで売れた理由を、一般販売で選ばれる理由へつなぎ直す。
販路・価格・商品ページ・集客のどこから手を付けるべきかを整理し、一般販売へ移行します。
Makuake後の一般販売支援を見る
相談・見積もり作成に費用はかかりません。