「売上が伸びない=集客不足」は、今来ている人が買っているときに成立しやすい
売上を増やすには、買う人の数を増やす必要があります。
そのためアクセスを増やすこと自体は、重要な売上施策です。
ただし、今のアクセスが購入へつながっているかで、集客増の効き方は変わります。
売上は、アクセス数だけでなく購入率・客単価・リピートでも変わる
売上が伸びない原因を、アクセス数だけで説明することはできません。
この中でどこが止まっているかによって、次の施策は変わります。
具体例|アクセスを2倍にしても、購入率が低い原因は残る
月1万人が来る。しかし商品ページまで来ても、何が競合より良いのか分からずほとんど買わない。
広告増額後
月2万人が来る。同じ商品ページで同じ迷いが残る。
注文数が増える可能性はありますが、購入率の低さは解消していません。広告費も同時に増えます。
売上だけが少し増えても、利益やROASが悪化する場合があります。
集客を増やしやすいのは、今の流入が購入へ進んでいる状態
- 狙った人がサイトへ来ている
- 商品ページまで進んでいる
- 一定割合でカートへ進んでいる
- 決済途中の大きな離脱要因がない
- 広告費を増やしても採算が合う
この状態なら、ボトルネックが人数側に寄っている可能性があります。
アクセスが多いのに売れないなら、集客量ではなく購入までの途中を見る
アクセスがすでにある場合は、商品到達・カート投入・購入完了のどこで止まっているかを確認します。
詳しい切り分けは、アクセスはあるのに自社ECで売れない原因で整理しています。
ここで重要なのは「集客を止める」ことではありません。集客を増やしても同じ停止が残るなら、その原因も同時に直すことです。
アクセス数だけでなく、買う可能性のある人が来ているかを見る
同じ1万アクセスでも、商品名検索から来る人と、SNS広告で初めて商品を知った人では購入率が違います。
アクセス量だけでなく、流入元ごとの商品到達率・購入率を見て、「人数が足りない」のか「買う可能性のある人が足りない」のかを分けます。
売上が伸びないときは、最初に一つの数字へ原因を固定しない
アクセスが少ない。購入率が低い。客単価が下がった。リピートが減った。
売上が伸びない結果は同じでも、原因は別です。
自社EC全体の原因を探す順番は、自社ECで売れない原因は何?で整理しています。
次に何から改善するかまで決める場合は、EC改善は何からやる?へ進んでください。
この個別原因だけでなく、自社ECのCVRがどこで止まっているかを全体から切り分けたい場合は、自社ECのCVR改善で施策を増やす前に確認する7つの順番から確認できます。