自社ECのLP制作会社は「デザインが上手い」だけで選ばない

LP制作会社を探すと、実績数、デザイン、価格、制作スピードなど比較項目が並びます。

自社ECで広告流入を受けるLPなら、もう一つ確認したいことがあります。広告で集めた人を、購入までつなげるところまで設計できるかです。

選ぶ基準は作品の見栄えだけではなく、広告→LP→購入までをどこまで見られる会社かです。

1|構成を誰が決めるのか確認する

LP制作と書かれていても、原稿とワイヤーは発注側支給という会社があります。自社に構成を作れる人がいないなら、デザインより先に「何をどの順番で伝えるか」を誰が決めるのか確認します。

2|コピーを商品の説明で終わらせないかを見る

商品機能をきれいに並べるだけでは、購入理由が作れないことがあります。誰が何と比較し、何を不安に感じ、どこで購入を迷うかまで整理してコピーを作る会社かを確認します。

3|広告の訴求をLPで引き継げるか確認する

Meta広告などから流入させる場合、広告とLPは別々の制作物ではありません。広告で期待させた内容をLPで別の話へ変えると、CTRが高くてもCVRは落ちます。

広告クリエイティブを見たうえでLPを設計するか、広告側の訴求とLP冒頭をどう接続するかを聞きます。

4|制作前に競合・レビュー・既存データを見るか

デザインを始める前に、既存LPのCVR、広告別CVR、ヒートマップ、レビュー、競合などを確認する会社かを見ます。

既存データがあるのに使わず、ゼロから「売れるLPの型」を当てはめるだけでは、自社の停止点とずれる可能性があります。

5|実装・計測まで責任範囲に入るか

LPを作っても、CTA、フォーム、GA4、広告イベント計測が正しく動かなければ改善できません。

デザインデータ納品までなのか、HTML実装、フォーム、計測まで含むのかを契約前に確認します。

6|公開後に何を見るか決まっているか

LP公開後に見るのが「売れた・売れなかった」だけでは、次の改善につながりません。広告別CVR、CTA到達、フォーム遷移、購入完了など、どこまで計測して改善するかを確認します。

7|実績数字の前提を説明できるか

「CVR2倍」「CPA半減」といった実績を見るときは、その期間に広告、価格、オファー、商品、流入量がどう変わったかを確認します。

LPだけの成果なのか、複数施策を含む成果なのかを説明できる会社なら、実績を判断材料にしやすくなります。

契約前に聞く7つの質問

「LPを作れる会社」ではなく、自社の購入導線を任せられる会社を選ぶ

自社ECのLPは、単体で存在するものではありません。広告や検索から人が来て、LPを読み、カート・決済へ進みます。

だから、広告流入があるなら広告から、公開後改善まで必要なら計測まで。自社で足りない工程を埋められる会社を選ぶ方が、制作実績の数だけで比較するより合理的です。