まず、見積もりに含まれている工程を揃える

自社ECのLP制作を外注すると、10万円台の見積もりもあれば、50万円、100万円を超える提案もあります。同じ1ページなのに金額が違うのは、ページの長さだけが理由ではありません。

どこまで考えてもらうか、どこまで作ってもらうか、公開後まで見るかで費用が変わります。

見積もりを比べる前に、「何が含まれている金額か」を揃える。

相場感|10万円台から100万円超まで幅がある

2026年の公開料金を確認すると、LP制作は10万〜60万円前後を中心に紹介する会社が多い一方、テンプレート型では10万円前後、戦略設計・コピー・実装・改善まで含めると60万円以上、100万円を超えるケースもあります。

つまり「相場は30万円」と一点で決めるより、どの工程まで必要かを先に決める方が実務的です。

1|デザイン・コーディングだけなら費用は抑えやすい

構成と原稿、写真を自社で用意し、デザインとコーディングだけ依頼するなら制作範囲は限定できます。

自社に売り方を決められる人がいる場合は合理的です。ただし、何をどの順番で伝えるかまで外部へ期待しているなら、この範囲だけでは足りません。

2|構成・コピーまで任せると「考える工程」が増える

ターゲット、競合、商品の違い、購入前の不安を整理し、ページ構成とコピーを作る場合、デザイン前の工程が増えます。

公開料金の差でも、この戦略設計・構成・原稿が含まれるかどうかが大きな分岐になっています。

3|撮影・動画が必要なら、制作費とは別に考える

物撮りだけなのか、モデル撮影なのか、スタジオやロケが必要なのかで費用は変わります。商品によっては、写真だけで理解できる内容をコピーで説明するより、新規撮影へ投資した方が強いこともあります。

4|広告計測・フォーム・実装まで含むか確認する

LPは公開して終わりではありません。Meta広告などから流入させるなら、GA4、広告計測、フォーム、イベント計測などが必要です。

デザインデータ納品までなのか、実装・計測まで含むのかで見積もりは変わります。

5|公開後の改善まで含むと、初期制作とは別の費用になる

公開後にCVRやCPOを見て、構成・コピー・クリエイティブを継続改善する場合は、制作費とは別に運用・改善費が発生することがあります。

初期制作にどこまで含むか、改善は別契約かを確認します。

見積もりで揃える6項目

費用を抑えるなら、安い会社を探す前に不要な工程を外す

原稿や写真がすでにあり、自社で構成も作れるなら、その工程を外注しないことで費用は抑えられます。

逆に、売り方が決まっていないのにデザインだけを安く発注すると、あとから構成やコピーをやり直すことがあります。

自社ECのLP制作費は「必要な工程」で決める

LP制作は、1ページという見た目だけでは比較できません。何を考え、何を作り、どこまで実装し、公開後に何を見るかで必要な費用が変わります。

まず自社で持てる工程と外へ出す工程を分け、その条件を揃えて見積もりを比較します。

参考:
LP制作費の公開相場では、10万〜60万円程度を中心に、戦略・コピー・改善まで含む場合はさらに上がる例が複数あります。