まず、「何を変えたか」と「何を見るか」を対応させる

商品ページを改善したあと、すぐ数字が動かないと「失敗だったのか」「もう一度直すべきか」と迷います。

ただ、成果確認に必要なのは固定の7日・14日・30日ではありません。変更前後を比較できるだけのセッション・クリック・注文があるかです。

期間だけで待つのではなく、判断できるデータ量があるかで見る。

1|変更内容は一つに絞る

メイン画像、A+、価格、広告入札を同時に変えた状態では、成果が出ても何が効いたか分かりません。

「メイン画像変更でCTRを見る」「商品詳細ページ改善でクリック後CVRを見る」のように、変更と見る指標を対応させます。

2|CTRを見る改善とCVRを見る改善で必要データは違う

メイン画像やタイトルを変えたなら、検索結果での表示とクリックを見る必要があります。商品詳細ページ内を変えたなら、ページ到達後の注文率を見る必要があります。

見る数字が違えば、必要な母数も違います。クリックが数件しかない段階でCTRを判断したり、注文がほぼない状態でCVR差を断定したりしません。

3|日数より、比較できる母数を揃える

1日に数千セッションある商品と、週に数十セッションの商品では、同じ7日でも判断材料の量が違います。

そのため「1週間で判断」と固定するより、変更前後で同程度の流入条件と十分な母数があるかを確認します。

4|セール・価格・在庫が変わった期間は分けて見る

タイムセール、クーポン、価格変更、在庫切れ、配送条件の変化があると、商品ページ改善だけの効果を切り出しにくくなります。

大型セール期間と通常日を混ぜず、比較条件を揃えます。

5|広告流入が大きく変わった場合も分ける

商品ページ改善と同時期に広告予算やターゲティングを変えると、訪問者の構成が変わります。

ユニットセッション率が下がっても、ページが悪化したのではなく、買う可能性の低い流入が増えた可能性があります。

6|小さな上下で作り直さない

CVRやCTRは日々動きます。数日だけ上がった、下がったという変化をそのまま改善効果と判断すると、ページを頻繁に戻したり作り直したりすることになります。

母数と比較条件を揃え、変化が継続しているかを確認します。

改善後に確認する4項目

成果確認の期限は「○日」ではなく、判断可能になった時点

改善結果を早く見たい気持ちは自然ですが、固定日数だけで成功・失敗を決めると誤判定しやすくなります。

何を変え、何を見るかを決め、比較できるデータがたまった時点で評価する。その方が次の改善へ正しくつなげられます。

補足:AmazonのManage Your Experimentsを利用できる場合は、対象コンテンツの異なるバージョンを比較する方法もあります。利用条件を満たす場合は、単純な前後比較より検証しやすくなります。