商品数は「選択肢の量」。購買率を上げるのは、欲しい商品へ迷わず到達できる状態
Yahoo!ショッピングでは大量の商品登録・管理が可能で、商品管理を支援する公式コマースパートナーも用意されています。ただし、商品数を増やすほど購買率が下がる、または上がるという一律の関係は公式情報からは確認できません。
問題は商品数そのものではなく、似た商品が増えたときに「自分はどれを選べばいいか」を比較し直させていないかです。
1|商品数を増やす目的を、アクセス拡大と購買率改善で分ける
品揃えを増やせば検索入口を増やせる場合があります。一方、購買率は来訪した人が自分に合う商品を選べるかの指標です。入口を増やす施策と購入判断を終える施策は別です。
2|似た商品が増えるほど、違いを説明しないと比較項目が増える
容量違い、色違い、上位モデル、用途違いを別商品として増やすなら、「何が違い、誰がどれを選ぶか」を一つの基準で示します。
3|別用途の商品を同列に並べると、選択肢ではなく分類作業になる
購入動機の違う商品まで同じおすすめ枠に並べると、購入者は商品を比較する前に「これは何のための商品群か」を分類し直します。関連商品は同じ用途・同じ判断軸に絞ります。
4|売れ筋商品への入口を弱くしない
商品数が増えても、売れ筋・定番・初めての人向けなどの入口が分かれば選びやすさは保てます。全商品を同じ視覚重量で並べません。
5|商品ページでは「他商品との違い」を購入理由へつなげる
「Aは500ml、Bは700ml」で止めず、500mlなら持ち運び、700mlなら長時間利用など、仕様差が使い方をどう変えるかまで説明します。
6|商品追加後はストア全体CVRだけでなく商品別に見る
確認する単位:
新商品へのアクセス/既存主力商品のアクセス/商品別購買率/ストア全体注文数。
商品数増加と同時に流入構成も変わるため、全体CVRだけで原因を決めない。
新商品へのアクセス/既存主力商品のアクセス/商品別購買率/ストア全体注文数。
商品数増加と同時に流入構成も変わるため、全体CVRだけで原因を決めない。
商品数を増やす前の確認順
- 新商品を増やす目的を決める
- 既存商品との違いを一つの基準で説明する
- 同じ用途の商品だけを比較させる
- 売れ筋・定番への入口を残す
- 仕様差を使用結果までつなぐ
- 追加後は商品別のアクセスと購買率を見る
商品数が多いこと自体は問題ではありません。 商品を増やすたびに新しい比較軸まで増やし、購入者が分類・再比較しなければ選べない状態になることが問題です。