短くした

楽天で成果が出ている縦長LPがある。

そのままYahoo!ショッピングに出しても売れない。

だからYahoo向けに直す。

LPを短くする。

ポイント倍率を大きく入れる。

赤い枠線を足す。

Yahoo!ショッピングらしいデザインに変える。

しかし、ストアクリエイターProを見ると購買率は変わっていない。

LPを短くしたことが悪いわけではありません。
ただ、読者が「この商品は自分に関係ある」と受け取る部分まで削ってしまうと、短くしても購買率は動きにくくなります。

Yahoo!ショッピング改善では、LPを短くする、ポイント訴求を強める、Yahooらしいデザインに整える施策が提案される場面があります。

これは必要な場合があります。

ただ、ページに来た読者が購入に進む理由を受け取れていなければ、見た目や長さを変えても購買率は動きにくくなります。

次に見るべきなのは、どこを短くするかではありません。

現在ページで、読者がどこで止まっているかです。

削って消える

Yahooの読者は長いページを読まない。

そう考えて、楽天LPから画像や説明を削る。

情報量は減る。

ページは軽くなる。

しかし、購買率が上がるとは限りません。

短くする前に見ること
短くして変わること
ページの情報量が減る。読者が見る量は少なくなる。スマートフォンでは軽く見える
削られやすいこと
読者が「この商品は自分に関係ある」と受け取る部分。ここまで削ってしまうと、ページは短くなっても購入に進む理由が弱くなる

読者が離脱するのは、ページが長いからとは限りません。

ページ冒頭で「この商品は自分に関係ある」と受け取れていないから離脱している場合があります。

その状態でページを短くすると、購入に進む理由まで削ってしまうことがあります。

短くする前に、現在ページで読者がどこで止まっているかを見る必要があります。

冒頭で止まる

楽天の読者は、このカテゴリで良い商品を探そうとしてページを訪れることがあります。

一方でYahoo!ショッピングの読者は、ポイント、価格、送料、クーポンを見比べながらページに来ることがあります。

この違いがあるため、楽天で読まれている冒頭がYahooでも同じように届くとは限りません。

流用の前に見ること
楽天で読まれやすい冒頭
カテゴリ内で良い商品を探している読者に、商品の特徴や選ぶ理由を順番に伝えていく
Yahooで止まりにくい冒頭
ポイントや価格を見比べている読者に、最初の数秒で「この商品は自分に関係ある」と受け取ってもらう

変えるべき場所は、ページ全体とは限りません。

ページの長さでも、デザインのテイストでもない場合があります。

最初に見るべきなのは、ページ冒頭です。

Yahoo!ショッピングの読者がページに来た最初の数秒で、購入に進む理由を受け取れているか。

そこが見えれば、楽天LPのどこを共通で使い、どこをYahoo向けに見直すべきかが判断しやすくなります。

ポイント訴求を強める場合。
ポイント訴求を強めると、クリック数が増えることがあります。ただ、ページを訪れた読者が「この商品が自分に関係ある」と受け取れていなければ、より高いポイント還元の競合へ戻りやすくなります。ポイント訴求と、ページで購入に進む理由を届けることは別で見る必要があります。

制作前に見る

Yahoo専門の制作会社に依頼する。

Yahoo!ショッピングの画面になじむデザインになる。

赤い枠線、ポイントバナー、イベント対応の画像も整う。

見た目の完成度は上がる。

それでも購買率が変わらないことがあります。

制作依頼の前に見ること
制作で整いやすいこと
Yahoo!ショッピングの画面に合うデザイン、ポイントバナー、イベント用画像、レイアウト、文字の見やすさ
別で見ること
ページに来た読者が、購入に進む理由を受け取れているか。見た目が整っても、ここが残ったままだと購買率は動きにくい

制作会社に依頼することが悪いわけではありません。

Yahoo!ショッピングの仕様に合わせて画像やバナーを整えることは必要です。

ただ、デザインを変えることと、ページに来た読者が購入に進む理由を受け取ることは別です。

制作依頼の前に、現在ページで読者がどこで止まっているかを見る必要があります。

お得感だけが残る

Yahoo向けに、お得感を強く出す。

ポイント倍率。

クーポン。

赤枠。

期間限定。

確かに検索結果では目立つことがあります。

ただ、商品そのものの印象が後ろに下がることがあります。

お得感だけが前に出ると、適正価格で選ばれにくくなることがあります。

Yahooの読者がお得感にしか反応しない、という話ではありません。

ページ前半でポイント以外の選ぶ理由を受け取れていなければ、読者はポイントで比べるしかなくなります。

以下の状態が続いているなら、デザイン変更より先に確認すべき場所があります。

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LPを短くすること、Yahoo向けのデザインにすること、ポイント訴求を強めること。どれも必要な場面があります。

ただ、それでも購買率が動かないなら、次に見るべき場所があります。

現在ページで、読者がどこで止まっているか。

そこが見えれば、LPを短くすべきか、デザインを変えるべきか、ページ冒頭で選ぶ理由を届けるべきかを判断しやすくなります。