アクセスは増えた
「5のつく日」に合わせて、アイテムマッチの入札を上げる。
超PayPay祭に合わせて、広告費も増やす。
管理画面にはアクセスが記録されている。
クリック数も増えている。
しかし注文は数件。
広告費を引くと、手元に残る利益は少ない。
ROASも改善したとは言いにくい。
ただ、ページに来た読者が購入に進む理由を受け取れていなければ、広告費を増やしても利益は残りにくくなります。
Yahoo!ショッピング改善では、アイテムマッチの入札調整、PRオプション、イベント日に合わせた予算配分が提案される場面があります。
これは必要な場合があります。
ただ、広告はページに人を連れてくる施策です。
ページに来た読者が購入に進むかどうかは、ページ側で受け取る理由によって変わります。
次の入札調整の前に見るべきなのは、現在ページで読者がどこで止まっているかです。
お得訴求で集まる
広告画像に「ポイント最大〇倍」と入れる。
クリック率は上がる。
ただ、ページに来た読者がそのまま購入に進むとは限りません。
お得感を前に出した広告は、お得さで比較している読者を集めやすくなります。
ポイント訴求はクリックのきっかけになります。
ただ、クリック後のページでポイント以外の選ぶ理由が届かなければ、読者は別店舗のポイントや価格を見に戻ります。
競合がポイント広告費を増やすことを上げるたびに追随すると、利益率は下がりやすくなります。
ポイントや価格だけで比べられないように、ページ前半で「この商品でよさそうだ」と思える理由を届ける必要があります。
ROASだけでは残らない
運用代行会社から月次レポートが届く。
アイテムマッチのROASが先月より改善した。
除外キーワードでクリック効率が上がった。
数字は改善しているように見える。
しかし、銀行残高は増えていない。
ROASは大切な指標です。
ただ、ROASが改善しても、利益が増えるとは限りません。
広告費、ポイント原価、手数料、運用費を引くと、売上の山ほど利益が残らないことがあります。
見るべきなのは、広告効率だけではありません。
ページに来た読者が購入に進む理由を受け取れているかです。
運用代行会社は、入札、キーワード、除外設定、レポートなどを整える役割を担うことが多くあります。これは必要な仕事です。ただ、ページに来た読者が購入に進む理由を受け取れているかは、別で見る必要があります。
代行前に見る
ROASが改善しない。
だから、より強い運用代行会社に変える。
この判断が必要な場面はあります。
ただ、ページ側で止まっている場所が残っているなら、代行会社を変えても利益が残りにくい状態が続くことがあります。
運用代行に依頼することが悪いわけではありません。
ただ、広告はページへ読者を連れてくる仕事です。
そのページで読者が止まっているなら、広告費を増やすほど費用が先に増えます。
運用代行を変える前に、現在ページで読者がどこで止まっているかを見る必要があります。
調整しても見えない
毎日、管理画面を見る。
入札を上げる。
入札を下げる。
キーワードを追加する。
除外する。
その日の売上を見る。
今日は良い。今日は悪い。
理由が見えないまま、調整だけが続く。
この状態では、勝ちパターンは見えにくくなります。
広告設定を見ることは必要です。
ただ、ページで読者が止まっている場所が見えていないままでは、広告の数字だけを追う状態になりやすくなります。
以下の状態が続いているなら、次の広告調整より先に確認すべき場所があります。
- イベント日に広告費を増やしてもROASが合わず利益が残らない
- 運用代行への月額費用と広告費を合計すると、売上から引いた利益がほぼゼロになっている
- 競合のポイント広告費を増やすことに対抗しているうちに利益率が下がり、売れても利益が残りにくい
- 毎日管理画面を調整しているが、再現性のある勝ちパターンが見えず疲れている
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まず、今を見る
アイテムマッチを調整すること、PRオプションを見直すこと、イベント日に予算を配分すること。どれも必要な場面があります。
ただ、それでも利益が残らないなら、次に見るべき場所があります。
現在ページで、読者がどこで止まっているか。
そこが見えれば、広告費を増やすべきか、入札を変えるべきか、ページ前半で選ぶ理由を届けるべきかを判断しやすくなります。