増えた
プレゼント施策を実施する。
おまけを付ける。
購入後にレビュー投稿を促す。
数十件のレビューが集まる。
「すぐに届きました」
「ポイント還元率が高くてお得でした」
星4〜5のレビューが並ぶ。
優良配送バッジも取得した。
クリック率は少し良くなった。
しかし、ストアクリエイターProを見ると、購買率はほとんど変わっていない。
レビューは、すでに「この商品でよさそうだ」と思い始めた読者の背中を押す材料です。ページ冒頭でその理由が届いていなければ、読者はレビューまで進む前に離脱しやすくなります。
Yahoo!ショッピング改善では、レビュー獲得、優良配送バッジ、プレゼント施策が提案される場面があります。
これは必要な場合があります。
ただ、ページに来た読者がレビューまで進む前に離脱していれば、レビューを増やしても購買率は動きにくくなります。
見るべきなのは、レビュー数だけではありません。
現在ページで、読者がどこで止まっているかです。
まだ読まれていない
レビューが増えれば、安心材料が増える。
そう考えるのは自然です。
ただ、そのレビューが読まれていなければ、購買率にはつながりにくくなります。
ヒートマップを見ると、レビューセクションに到達する前に離脱している場合があります。
レビューは、選ぶ理由を支える材料です。
しかし、選ぶ理由が届いていない状態では、レビューを増やしても読まれる前に止まりやすくなります。
レビューの中身を増やす前に見るべきなのは、ページ冒頭で読者が何を受け取っているかです。
ポイントの感想が並ぶ
集まったレビューを読む。
「ポイント還元率が高くてお得でした」
「すぐに届きました」
「普通に使えます」
星は高い。
けれど、商品の使い方や変化に触れたレビューが少ない。
ポイントを理由に購入した読者は、レビューにもポイントの感想を書きやすくなります。
商品の使い方や変化に触れたレビューを増やすには、購入前に「なぜこの商品なのか」を受け取っている必要があります。
レビュー内容だけを変えようとしても、購入前に受け取っている理由が変わらなければ、レビューの中身も変わりにくくなります。
楽天では読まれる
楽天では、同じくらいのレビュー数で売れている。
しかしYahoo!ショッピングでは、同じレビュー数でも購買率が低い。
この差を見ると、「Yahooの客層が違うから」と考えやすくなります。
ただ、客層だけではなく、ページに来る前の読者の見方が違うことがあります。
Yahoo!ショッピングでは、ポイントやお得感を見比べている読者が多くいます。
その読者がページに来たとき、まず知りたいのは「この商品は自分に関係あるのか」です。
そこが届いていないまま高評価レビューだけが出ても、読者はレビューまで読み進めにくくなります。
高評価レビュー多数という情報は、安心材料になります。ただ、読者が「自分に関係ある商品か」をまだ受け取っていない段階では、評価の高さだけでは購入に進みにくくなります。先に、ページ冒頭で選ぶ理由が届いているかを見る必要があります。
レビュー施策の前に
おまけを付ける。
ポイントを付与する。
プレゼント施策を実施する。
レビュー獲得のためのコストが積み上がる。
それでも購買率が動かない。
この状態が続くと、次に何をすべきか分からなくなります。
レビューは、選ぶ理由を支える材料です。
選ぶ理由がページ冒頭で届いているなら、レビューは背中を押します。
届いていないなら、レビューを増やしても読まれる前に止まりやすくなります。
次のレビュー施策を始める前に、現在ページで読者がどこで止まっているかを見る必要があります。
打ち手の前に見る
レビュー数を増やした。
優良配送バッジも取得した。
高評価レビューのバナーも作った。
それでも購買率が動かない。
このとき、次の打ち手を探す前に見るべき場所があります。
現在ページで、読者がレビューまで進む前にどこで止まっているかです。
以下の状態が続いているなら、次のレビュー獲得施策より先に確認すべき場所があります。
- おまけやポイント付与でレビューは増えているが購買率がキャンペーン前と変わらない
- 集まったレビューが「ポイントお得でした」「すぐ届きました」という内容に偏っている
- 優良配送バッジを取得してクリック率は上がったが、ページに来た後の直帰率が高いまま変わらない
- 楽天では同じくらいのレビュー数で売れているのに、Yahooではレビューが増えても購買率が上がらない
URLを送るだけで、どこで購入に進む理由が弱くなっているかを2営業日以内に診断レポートで整理します。
まず、今を見る
レビューを増やすこと、優良配送バッジを取ること、高評価レビューを見せること。どれも必要な場面があります。
ただ、それでも購買率が動かないなら、次に見るべき場所があります。
現在ページで、読者がどこで止まっているか。
そこが見えれば、レビュー施策を続けるべきか、レビューの見せ方を変えるべきか、ページ前半で選ぶ理由を届けるべきかを判断しやすくなります。