Amazonでは売れた

Amazonでベストセラーバッジを取った。

ユニットセッション率も悪くない。レビューも増え、広告も回っている。

そのページをYahoo!ショッピングにも展開する。

商品は同じ。画像も同じ。説明文も同じ。

それならYahooでも売れるはずだ。

しかし、売上グラフは動かない。

購買率も伸びない。

Amazonで売れたページを使うことが悪いわけではありません。
ただ、Amazonで読まれたページが、Yahoo!ショッピングでも同じように読まれるとは限りません。

Amazonの読者は、商品を探してスペックやレビューを確認していることが多くあります。

一方でYahoo!ショッピングの読者は、ポイントや価格を見比べながら複数店舗を回遊していることがあります。

その状態の読者に、Amazon向けのスペック確認ページをそのまま見せると、読者は情報を確認したあと、また価格やポイントの比較に戻りやすくなります。

見るべきなのは、Yahoo向けに画像を派手にするかどうかだけではありません。

Yahooの読者が、ページ冒頭で「この商品でよさそうだ」と受け取れているかです。

見ているものが違う

AmazonとYahoo!ショッピングでは、同じ商品ページでも読まれ方が変わります。

違うのは、画面のUIだけではありません。

ページに来る前の読者の見方が違います。

見方が違う
Amazonで起きやすい見方
必要なカテゴリの商品を探し、スペック、レビュー、価格を確認しながら、候補を絞る。商品情報を確認する姿勢でページを読む
Yahoo!ショッピングで起きやすい見方
PayPayポイント、価格、送料、キャンペーンを見比べながら、複数店舗を回遊する。ページに入った後も「他店の方がお得ではないか」という見方が残りやすい

Amazonで売れたページは、商品情報を確認したい読者には合っていた可能性があります。

ただ、Yahoo!ショッピングでポイントや価格を見比べている読者には、同じ順番では届かないことがあります。

スペックが分かる。

特徴も分かる。

そのうえで、「では一番お得な店はどこか」と比較に戻られる。

この状態では、Amazonで売れたページを流用しても、Yahooの購買率は動きにくくなります。

派手にしても残る

Amazonの白抜き画像に、赤い枠線を加える。

ポイント倍率を入れる。

クーポンや送料無料を目立たせる。

Yahoo向けに見た目を変える。

それでも購買率が動かないことがあります。

画像の前に見ること
よくある見方
AmazonとYahooでは画面や画像ルールが違う。だからYahoo向けに画像を派手にし、ポイントやクーポンを目立たせれば購買率も上がりやすくなる
残っていること
ポイントやクーポンを目立たせるほど、読者はお得さを比べる目でページに入る。ページ冒頭でポイント以外の選ぶ理由が届かなければ、よりお得な店舗との比較に戻りやすい

ポイントやクーポンを目立たせることは、クリックのきっかけになります。

ただ、その読者がページに入ったあと、ポイント以外で選ぶ理由を受け取れていなければ、比較は続きます。

「この商品でよさそうだ」と思う前にポイント訴求だけが目立つと、読者はより条件の良い商品を探しやすくなります。

Yahoo向けにする、という言葉について。
Yahoo向けにすることは、派手にすることや安っぽくすることではありません。必要なのは、Yahooの読者がページ冒頭で「自分に関係ある商品だ」と受け取れる流れを作ることです。

全部作り直す前に

AmazonとYahooでは、全く別のページを作るべきなのか。

そう考えると、制作コストも時間も大きくなります。

結局、Amazonページを少し加工するだけに戻る。

この状態になりやすくなります。

作り直す前に見ること
よくある見方
AmazonとYahooでは売れるページの型が違う。だからYahoo用に全く別のページを作り直さなければならない
残っていること
全部作り直すか、何も変えないかの二択ではない。Yahooの読者がページ冒頭で止まっている場所だけを見直せば足りる場合がある

Amazonで売れたページの中にも、Yahooで使える部分はあります。

商品の強み、レビュー、使用シーン、スペック、安心材料。

それらを全部捨てる必要はありません。

ただ、Yahooの読者がページ冒頭でどこで止まっているかは、別で見る必要があります。

そこが見えれば、全部作り直すべきか、冒頭だけを変えるべきか、画像や訴求の順番を変えるべきかを判断しやすくなります。

流用で止まる3つの型

商品情報だけが先に出ている

Amazonで使っていた画像や説明文を、そのままYahooに展開する。

商品名、スペック、働き、使用シーンが順番に並ぶ。

情報としては十分です。

しかしYahooの読者は、ポイントや価格を見比べながらページに来ています。

商品情報だけが先に出ると、「分かった。ではどこで買うのが一番得か」と比較に戻りやすくなります。

一括出品で同じ止まり方が増える

多店舗展開では、一括出品ツールで商品情報を効率よく管理する場面があります。

これは必要な場合があります。

ただ、ツールで複製できるのは商品情報です。

Yahooの読者がページ冒頭で何を受け取るべきかまでは、別で見る必要があります。

Amazon向けのままYahooに並ぶページが増えるほど、Yahooでは同じ場所で止まりやすくなります。

安っぽくしたくない迷いが残る

Yahoo向けにするなら、もっと派手にしなければならないのか。

チラシのようなデザインにしないと売れないのか。

ブランド感を崩したくない店舗ほど、ここで迷います。

ただ、Yahoo向けにすることは、安っぽくすることではありません。

必要なのは、ページ冒頭で読者が「この商品は自分に関係ある」と受け取れる流れです。

以下の状態が続いているなら、次の画像加工より先に確認すべき場所があります。

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Amazonで売れたページをYahooに展開すること、一括出品ツールで効率化すること、Yahoo向けに画像を調整すること。どれも必要な場面があります。

ただ、それでも購買率が動かないなら、次に見るべき場所があります。

現在のYahooページで、読者がどこで止まっているか。

そこが見えれば、全部作り直すべきか、冒頭だけを変えるべきか、Amazonページのどこを活かすべきかを判断しやすくなります。