転換率改善を内製するか外注するかは、「改善案を出せるか」より実行まで回せるかで決める

楽天公式は、転換率を商品ページの魅力度、サイトの使いやすさ、送料設定など複数要因から改善する考え方を示しています。R-Karteではアクセス・転換率・客単価等を見て改善箇所を探せます。

つまり、転換率改善は「デザインを直す仕事」だけではありません。数字を見て対象商品を選び、原因を絞り、ページ・価格・送料等を直し、変更後を検証する一連の仕事です。

内製か外注かは、分析→改善→実装→検証を止めずに回せるかで判断します。

1|自社でやりやすいのは、担当者が数字と商品を同時に見られる店舗

R-Karteを確認でき、商品特性・在庫・原価・広告状況も把握している担当者がいるなら、内製の強みがあります。判断から実装までの距離が短く、ページ変更後の結果もすぐ次へ反映できるからです。

2|外注を検討しやすいのは、改善対象は見えるのに制作・実装が止まる店舗

「この商品のCVRが低い」と分かっていても、訴求整理、画像制作、ページ更新、検証まで進まなければ数字は変わりません。担当者が兼任で手が回らない場合は、制作・実装まで含む外注が候補になります。

3|原因が分からないなら、制作だけ外注しても足りない

何を直すべきか分からない状態で「LPを作ってください」と発注すると、見た目は新しくなっても主原因が残ることがあります。

外注するなら、制作前にアクセス・CVR・客単価、流入、価格、レビュー等を確認し、どこを変えるか決める工程があるかを見ます。

4|内製の弱点は「いつでもできる」が後回しになりやすいこと

楽天運用はイベント、広告、在庫、CSなど日常業務が多く、商品ページ改善は緊急度が低く見えがちです。社内で担当できても、毎月の改善時間を固定できないなら実質的には止まります。

内製前に確認:
毎月何商品を見るか/誰が分析するか/誰が画像を作るか/誰が更新するか/誰が結果を確認するか。

5|外注の弱点は、商品理解と承認待ちで止まりやすいこと

外部会社は、原価、在庫事情、ブランド方針、顧客の細かな反応を社内ほど知りません。素材提供や承認に時間がかかると、外注しても改善速度は上がりません。

商品知識を誰が渡し、どこまで外部が判断できるかを先に決めます。

6|全部外注しなくてもいい

転換率改善の役割分担
分析外注 × 制作内製
改善対象と訴求を外部が整理し、社内デザイナーが実装する。
分析内製 × 制作外注
店舗側が改善仮説を決め、画像・LP制作だけを外部化する。
分析+制作+検証を外注
改善対象の選定から実装後の数値確認まで一体で任せる。

7|AIで制作が速くなっても、採用する改善案を決める仕事は残る

AIで画像案やコピー案を増やせても、どの商品のどの問題に使うかは別の判断です。内製・外注どちらでも、店舗固有の数字から優先順位を決める人が必要です。

自社でやるか外注するかの5基準

この5つのどこで止まるかを見れば、内製・制作だけ外注・改善全体を外注のどれが合うかを決めやすくなります。