型を探した

楽天の管理画面を開く。

転換率は1%前後で止まっている。競合は価格、ポイント、レビュー数で選ばれているように見える。

制作会社に依頼してページは綺麗になった。ランキング1位のバッジも並べた。Q&Aも増やした。

それでも数字は動かない。

そこで、売れているページの型を探す。

ベネフィット、特徴説明、実績、レビュー、Q&A、CTA。順番を整えれば、転換率も上がるはずだと考える。

型を探すことが悪いわけではありません。
楽天の読者は、検索結果で価格・ポイント・レビューを見比べた後に商品ページを開きます。だから、型通りに情報を並べるだけでは、比較材料が増えやすくなります。

楽天の商品ページ改善では、売れている型を参考にし、情報を整理し、デザインを整える改善が提案される場面があります。

これは必要な場合があります。

ただ、検索結果で比較する目になった読者に、価格やポイント以外で選ぶ理由が届いていなければ、情報を整えても転換率は動きにくくなります。

まず見るべきなのは、型ではありません。現在の商品ページで読者がどこで止まっているかです。

バッジでも比べられる

ランキング1位。〇冠達成。累計販売数〇万個。

こうしたバッジを冒頭に並べる。

信頼感は出る。ページも強く見える。

ただ、競合も同じようにバッジを並べている場合があります。

そのとき読者は、「どの商品も1位らしい」と見ます。

バッジを増やす前に見ること
よくある見方
ランキング1位や販売実績のバッジを冒頭に並べれば、信頼感が高まり、転換率も上がりやすくなる
残っていること
バッジは信頼の後押しにはなる。ただ、先に価格やポイント以外で選ぶ理由が届いていなければ、バッジも比較材料になりやすい

バッジは信頼の後押しになります。

ただ、競合も同じようにバッジを出している場合、読者は「どの1位なのか」を見比べます。

先に価格やポイント以外で選ぶ理由が届いていれば、バッジは安心材料として読まれます。

しかし、その理由が届く前にバッジだけが増えると、比較の材料が増えやすくなります。

比べる目で入ってくる

楽天の読者は、商品ページに入る前から比較しています。

検索結果で、価格、ポイント倍率、レビュー数、配送条件を見比べる。

そのあとで商品ページを開きます。

つまり、ページに入った時点で「他と比べる目」になっていることが多い。

比較される前提で見ること
よくある見方
売れているページの型に沿って、ベネフィット、特徴、実績、レビュー、Q&Aを整理すれば、読者は購入に進みやすくなる
残っていること
楽天の読者は、すでに価格やポイントで比べる目になっている。ページ前半で別の選ぶ理由が届かなければ、整理された情報も比較材料として読まれやすい

型通りに情報を並べることは、ページを見やすくします。

ただ、見やすく整理された情報は、比較もしやすい情報になります。

読者が価格やポイントで比べる目のまま読み進めると、特徴、実績、Q&Aも比較材料になります。

この状態を変えるには、ページ前半で「この商品を選ぶ理由」を先に受け取ってもらう必要があります。

ヒートマップやボタン改善について。
ヒートマップは役立ちます。ただ、商品ページ前半で選ぶ理由が届いていなければ、3枚目の画像やボタンの色を変えても同じ場所が残りやすくなります。細かな修正の前に、読者がどこで止まっているかを見る必要があります。

外注の前に見る

自社で直すか、制作会社に依頼するか。

この判断に迷うことがあります。

自社で修正を続けても限界がある。だから外注する。あるいは、外注しても過去に数字が動かなかったから、自社で続ける。

どちらの判断も自然です。

ただ、その前に見るべき場所があります。

外注の前に確認すること
よくある見方
自社では限界があるため、楽天に詳しい制作会社に依頼すれば、転換率が上がるページに作り直してもらえる
残っていること
制作会社は、渡された情報を見やすく整える役割で力を発揮する。商品ページ前半で選ぶ理由が届いていない場合、見た目が整っても同じ場所が残りやすい

制作会社は、渡された情報を見やすく整え、ページとして形にする役割で力を発揮します。

これは必要な仕事です。

ただ、商品ページ前半で選ぶ理由が届いていない場合、見た目が整っても転換率は動きにくくなります。

自社でやるか、外注するかを決める前に、現在の商品ページで読者がどこで止まっているかを確認する必要があります。

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型を探す前に、現在の商品ページで止まっている場所を見る。
売れている型を真似ても転換率が動かないなら、商品ページ前半で選ぶ理由が届いていない可能性があります。
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まず、今を見る

売れているページの型を参考にすること、情報を整理すること、制作会社に依頼すること。どれも必要な場面があります。

ただ、型を整えても転換率が動かないなら、型の前に見るべき場所があります。

現在の商品ページで、読者がどこで止まっているか。そこが見えれば、型を直すべきか、情報を減らすべきか、商品ページ前半で選ぶ理由を届けるべきかも判断しやすくなります。