バッジはある
ランキング1位を取った。累計販売数もある。星4.5以上のレビューも並んでいる。
商品ページの冒頭に、ランキングバッジ、販売実績、高評価レビューを大きく配置した。
見た目には信頼感がある。実績も十分に見える。
それでも転換率はほとんど動かない。
ただ、それだけでは「自分にはこの商品が合いそうだ」という理由までは届きません。
楽天では、ランキングバッジやレビューを大きく見せる改善が行われる場面があります。これは安心材料として必要な場合があります。
ただ、実績を大きく見せることと、商品ページで選ぶ理由が届くことは別です。実績を見る前に、読者が「この商品でよさそうだ」と思えているかを見る必要があります。
並べても比べられる
楽天の検索結果では、多くの商品が「ランキング1位」「〇冠達成」「累計〇万個突破」を掲げています。
読者は、複数のランキングバッジを同時に見ています。
この状態でバッジを最初に大きく見せると、安心材料になる一方で、「他の売れている商品と何が違うのか」という比較に戻りやすくなることがあります。
ランキングバッジは、商品を気にしてもらうきっかけになります。
ただ、バッジを見た後に「なぜこの商品を選ぶのか」が届いていなければ、読者は他の商品との比較に戻ります。
「売れている商品らしい」と「自分にはこれが合いそうだ」は別です。
「配送が早かった」「梱包が丁寧だった」というレビューは、店舗への安心材料になります。ただ、商品の選ぶ理由とは別です。商品ページ前半で選ぶ理由が届いていない場合、レビューが多くても購入には進みにくくなります。
置く前に見る
ランキングバッジやレビューを、商品ページのどこに置くべきか。
冒頭なのか、商品説明の後なのか、レビューエリアなのか。
この悩みは自然です。ただ、位置を決める前に見るべき場所があります。
読者がすでに「この商品でよさそうだ」と思えていれば、ランキングバッジやレビューは最後の後押しになります。
反対に、まだ選ぶ理由を受け取れていない状態では、バッジやレビューは比較材料の一つになりやすくなります。
どこに置くかより先に、置く前の段階で選ぶ理由が届いているかを見る必要があります。
実績がなくても届く
「まだランキング1位がない」「レビュー数が少ない」「累計販売数を大きく見せられない」。
この状態では、競合に勝てないと考えやすくなります。
もちろん、実績があることは安心材料になります。ただ、実績の量だけで転換率が決まるわけではありません。
実績が少ないページほど、商品ページ前半で何を伝えるかが重要になります。
「人気があります」とは言えなくても、「なぜ自分に合いそうなのか」は伝えられます。
その理由が届いた後で、少ないレビューや小さな実績が安心材料として働きます。
- ランキングバッジを大きく置いたが、転換率が変わらない
- 高評価レビューを掲載しているが、競合のポイント倍率に負けている
- 「累計〇万個突破」を強調しても、比較されて落ちている感覚がある
- まだ目立った実績がなく、バッジ獲得やポイント上乗せに疲れている
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まず、前半を見る
ランキングバッジ、レビュー、累計販売数を見せることは必要な場面があります。
ただ、それらは最初の購入理由ではなく、最後の安心材料として働きやすいものです。
実績を増やす前に、商品ページ前半で「自分にはこの商品が合いそうだ」と思える理由が届いているかを見る。そこが見えれば、バッジやレビューをどこに置くべきかも判断しやすくなります。