流入経路が違えば、同じ商品でも転換率は変わる

楽天公式はR-Karteでデータの推移、商品分析、顧客属性などを見ながら転換率改善のヒントを探せると案内しています。ECでは、検索・広告・イベントなど、来店前の期待が違えば商品ページでの購入率も変わります。

店舗全体CVRだけで判断せず、「どこから来た人が、どの商品で買っているか」を分けます。

1|検索流入は「探している条件」と商品が合っているかを見る

検索から来る人は、キーワードで商品条件を絞っています。検索語と商品ページの内容が合っていれば購入へ進みやすく、広告や商品名で期待を広げすぎるとページ内でズレが生じます。

2|RPPはクリックを増やせても、購入意図まで同じとは限らない

楽天市場内には検索連動型広告があり、検索結果等で商品の露出を増やせます。広告で新しい流入が増えたとき、店舗全体CVRが下がってもページ悪化とは限りません。

広告流入が増えた時期と、自然検索中心の時期をそのまま比較しないようにします。

3|イベント流入は価格・ポイント条件も一緒に変わる

スーパーSALEやお買い物マラソンでは、通常期と流入量や購入動機が変わります。ポイント・クーポン・値引きも同時に変わるため、イベント期のCVRを通常期の基準として固定しません。

4|流入経路別に見る目的は「一番CVRが高い経路を増やす」だけではない

CVRが低くても大量の新規アクセスを取れる経路は、売上や新規顧客獲得に貢献する場合があります。逆にCVRが高くても既存顧客や指名中心なら、拡張余地が小さいことがあります。

経路ごとに見る:
アクセス量/CVR/売上/客単価/広告費/新規・既存の違い。

5|ページ改善前に、CVR低下が「流入の変化」か確認する

商品ページを変えていないのにCVRが急に下がった場合、流入構成が変わっていないかを先に見ます。広告増額、イベント、検索順位変化などがあれば、ページ原因と分けます。

6|流入ごとに別ページを作るより、入口の期待をページ冒頭で確認する

流入経路ごとに別のページを大量に作る必要はありません。重要なのは、検索や広告で作った期待が商品ページ冒頭で確認できることです。

「軽い」を広告で訴求したなら、ページ冒頭で重量や使用場面が確認できるようにします。

流入経路を見る順番