クリックは来た
月曜日に新しいバナーを入稿する。木曜日にCTRを確認する。反応が落ちていれば、また新しいバナーや動画を作る。
クリエイティブを増やすことは必要な場面があります。広告の入口を整えることには意味があります。
ただ、クリックは来ているのにCPO・ROASが改善しないなら、次に見る場所は広告管理画面だけではありません。
LPを開いた人が今買う理由を受け取れていなければ、クリックが増えても購入には進みにくくなります。
CTR、CPC、CPM、配信面、ターゲティング。これらは広告側で見るべき数字です。
一方で、LPに来た人が購入に進むかどうかは、LPで今買う理由が届いているかで変わります。広告側の数字が動いても、LPで止まっている場所が残ればCPOは改善しにくくなります。
LPで止まる
CPMが高い。クリックも発生する。しかしLPの直帰率が高い。
このとき、「LPのデザインが古いのか」「読み込み速度が遅いのか」と考えたくなります。どちらも確認すべき場面はあります。
ただ、Meta広告から来た人は、検索から来た人と同じ状態ではありません。検索ユーザーは、自分で商品や解決策を探している状態でページに来ます。Meta広告から来た人は、フィードを見ている途中で広告に反応してページに来ます。
広告で生まれた期待と、LP冒頭で受け取る内容が重なっていなければ、クリック直後に戻られやすくなります。
デザインの完成度だけではなく、広告から来た人に今買う理由が届いているかを見る必要があります。
割引だけでは進まない
広告バナーに「限定割引」「〇冠達成」「今すぐ試してみる」と入れる。クリックは増える。CTRも上がる。
ただ、LPに来た人が「自分に必要だ」と思えていない場合、割引や実績だけでは購入に進みにくくなります。
お得感は、購入前の後押しになります。
ただ、LPで自分に必要だと思える理由が届いていなければ、「安いけれど、今は必要か分からない」で止まりやすくなります。
UGC風クリエイティブはCTRを改善する場合があります。ただ、CTRが上がってLPへのアクセスが増えても、LPで今買う理由が届いていなければ、購入には進みにくくなります。クリエイティブのA/Bテストは、LP側で買う理由が届いている状態で機能しやすくなります。
運用だけでは見えない
運用代行会社に依頼している。毎月レポートが届く。CPM、CTR、CPC、ターゲティング、クリエイティブの反応が説明される。
広告管理画面上の改善は必要です。配信効率が悪ければ、広告費は無駄になりやすくなります。
ただ、LPで今買う理由が届いているかは、広告管理画面だけでは見えません。
運用代行を変えることが必要な場面はあります。広告側の数字が荒れていれば、そこを整えるべきです。
ただ、運用を変えてもCPOが改善しない状態が続くなら、LPで止まっている場所を確認する必要があります。
大手だけではない
Meta広告のCPMが高くなると、「もう大手しか勝てないのでは」と感じることがあります。
広告費が高くなるほど、LPで止まっている場所が残ったままではCPOが悪化しやすくなります。
だからこそ、広告費を増やす前にLPで今買う理由が届いているかを見る必要があります。
以下の状態が続いているなら、次のクリエイティブ量産より先に確認すべき場所があります。
- Meta広告でクリックは発生しているがLPの直帰率が高く、CPOが高止まりしている
- 「クリエイティブの摩耗」「ターゲティングのズレ」という説明はあるが、LPで止まっている場所は確認できていない
- UGC風クリエイティブのA/Bテストを繰り返しているが、CTRは上がっても購入率が変わらない
- 「Meta広告はもう大手しか勝てない」と感じているが、LPで今買う理由が届いているかは見られていない
広告設定の問題なのか、LPで購入に進む理由が届いていないのかを診断レポートで整理します。
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まず、買う理由を見る
Meta広告でCPO・ROASを改善するために、クリエイティブを増やすこと、運用を見直すこと、ターゲティングを調整することは必要です。
ただ、クリックはあるのに売上が動かないなら、LPで今買う理由が届いているかを見ます。
広告から来た人が、自分に必要だと思える理由を受け取れているか。価格や実績だけではなく、今この商品を選ぶ理由が届いているか。そこが見えれば、次に広告側を見るべきか、LPを直すべきかが判断しやすくなります。