クリックは来た
新しい動画を3本追加する。CTRが出たものを残し、落ちたものを差し替える。翌週には、また新しいバナーや動画が必要になる。
代理店からは「AIの学習のために、継続的に素材を追加しましょう」と言われる。クリエイティブを増やすこと自体は必要な場面があります。
ただ、クリックは来ているのにCPOが改善しないなら、次に見る場所はクリエイティブだけではないかもしれません。
入口を増やしても、LPを開いた人が今買う理由を受け取れていなければ、クリックは購入に変わりにくくなります。
クリエイティブを増やすこと、テストを続けることが必要な場面はあります。広告の入り口を整えることには意味があります。
ただ、LPで今買う理由が届いていなければ、同じ場所で止まりやすくなります。次の動画を作る前に、LPで止まっている場所を見る必要があります。
LPで止まる
「初回限定〇〇円」「累計販売〇万個突破」「〇冠達成」。強いオファーや実績でクリックが生まれる。CTRも悪くない。
しかし、LPに来た途端に離脱される。お得感や実績に反応して来た人が、LP冒頭で自分に必要だと思える理由を受け取れていない可能性があります。
スペック一覧、成分表、比較表、レビュー抜粋は必要な材料です。ただ、なんとなく気になってクリックした人にいきなり並べても、買う理由として受け取られないことがあります。
広告で生まれた期待と、LP冒頭で受け取る内容が重なっていなければ、クリックは来ても購入には進みにくくなります。
CTRだけでは変わらない
強い表現でCTRを上げる。クリック数は増える。けれど、LPで購入に進む人が増えなければ、CPOは改善しません。
このとき起きているのは、購入に近い人だけが増えている状態ではありません。強い刺激に反応した人も混ざります。LPで今買う理由が届いていなければ、増えたクリックの多くが同じ場所で止まります。
CTRを上げることは無意味ではありません。LPで買う理由が届いていれば、入口を増やすことが売上につながります。
ただ、LP自体で購入に進む人が少ない状態では、クリック数を増やしてもCPOは動きにくくなります。
クリエイティブが摩耗することはあります。ただ、摩耗対策として素材を増やし続ける前に、LPで今買う理由が届いているかを確認する必要があります。LPで止まっている場所が残ったままでは、制作費と広告費だけが増えやすくなります。
動画の前にLPを見る
LPが受け取れる状態なら、クリエイティブの改善は売上につながります。広告から来た人がLPで今買う理由を受け取り、そのまま購入に進むからです。
反対に、LPで止まっている場所が残ったままなら、クリエイティブの改善は「LPで離脱する人」を増やすだけになることがあります。
次の動画を作る前に見るべきなのは、LPで広告から来た人を受け取れているかです。
- クリエイティブを週に複数本投入してCTRを維持しているが、LPで購入に進む人が増えずCPOが改善しない
- 強いオファーや実績でクリックは稼げているが、LP遷移後の直帰率が高い
- 代理店から「AIの学習のために新しいクリエイティブが必要です」と言われ続けているが、LPで止まっている場所への言及がない
- クリエイティブ制作の外注費と工数が膨らむ一方で、定価での購入が出ず、割引キャンペーン時にしか売れない
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まず、買う理由を見る
Meta広告でCPOを改善するために、クリエイティブをテストすることは必要です。広告側の数字を整えることにも意味があります。
ただ、クリックはあるのに売上が動かないなら、LPで今買う理由が届いているかを見ます。
広告から来た人が、LP冒頭で自分に必要だと思える理由を受け取れているか。価格や実績以外の買う理由が届いているか。そこが分かれば、次に動画を増やすべきか、LPを直すべきかが見えてきます。