Makuakeでは売れた
Makuakeで数百万円、数千万円を集めた。商品への反応もあった。応援コメントも届いた。ページも作り込んだ。
そのページをもとに、楽天・Amazon・自社ECで一般販売を始める。Makuakeで売れた実績があるため、一般販売でも一定の売上が立つはずだと考えるのは自然です。
しかし、販売開始後の数字が動かない。アクセスはあるのに、カートに入らない。Makuakeでは反応があったページが、楽天・Amazonでは止まる。
Makuakeでは、新しいものを先に試したい人がページを見ます。楽天・Amazonでは、今の不満を解決する商品を比較しながら探している人が多くなります。見る姿勢が違えば、最初に届ける内容も変わります。
Makuakeの実績を使うことは必要な場面があります。実績バナーを追加することや、デザインを一般販売向けに整えることにも意味があります。
ただ、それだけでは楽天・Amazonで商品を探す人に、今選ぶ理由が届かないことがあります。実績を出す前に、ページ冒頭で何を受け取っているかを見る必要があります。
実績だけでは進まない
サムネイルに「Makuakeで〇〇万円達成」と大きく入れる。ページ冒頭にもMakuake実績を置く。人気があったことを見せれば、楽天・Amazonでも安心して買ってもらえるはずだと考える。
実績は、たしかに後押しになります。多くの人が反応した事実は、商品への安心材料になります。
ただ、楽天・Amazonで商品を探している人が最初に見ているのは、「この商品は自分の不満を解決するのか」「他の商品ではなくこれを選ぶ理由があるのか」です。
実績は入口ではなく、納得を補強する材料です。
先に「自分に必要だ」と思えていなければ、Makuakeでの実績は「人気があるらしい」で止まります。買う理由には届きにくくなります。
削ると薄くなる
「楽天・Amazonでは長いストーリーは読まれない」と考えて、Makuakeページから開発秘話や職人のこだわりを削る。スペックと機能だけの短いページに整える。
短くはなります。見やすくもなります。
ただ、Makuakeで選ばれた理由まで削ってしまうことがあります。独自性が薄くなり、楽天・Amazon上の既存商品と同じように見える。
全部を短くすればいいわけではありません。全部を残せばいいわけでもありません。
大事なのは、楽天・Amazonで商品を探す人に向けて、最初に何を届けるかです。ストーリーや実績は、今選ぶ理由が届いたあとに後押しとして働きます。
一括登録は商品情報を展開する作業として便利です。ただ、楽天・Amazonで商品を探す人に向けて、最初に何を伝えるかは別で見直す必要があります。画像と情報は展開できても、買う理由が届く入口までは自動では変わりません。
全部作り直さない
楽天・Amazon・自社ECに展開するたびに、ページをゼロから作り直すのは負担が大きい。Makuakeで作った画像やストーリー、実績をできるだけ活かしたい。
その考え方は自然です。Makuakeで反応があったページには、一般販売でも使える資産が含まれている場合があります。
見るべきなのは、全部を作り直すか、そのまま使うかではありません。どこを残し、どこを楽天・Amazon向けに変えるかです。
商品の根幹は共通で使える場合があります。変えるべきは、最初に何を受け取ってもらうかです。
Makuakeでは「新しいものを先に試す理由」が必要でした。楽天・Amazonでは「比較中の中で、なぜこれを選ぶのか」が必要になります。
依頼前に見る場所
Makuakeに詳しい制作会社に頼む場合
Makuakeの制作会社は、プロジェクトページの作り方や見せ方に詳しいことがあります。これは必要な強みです。
ただ、楽天・Amazonで比較している人にどう届けるかは、別で確認する必要があります。Makuakeで反応した理由を、楽天・Amazonで買う理由に変えられているかを見ます。
楽天・Amazonに詳しい支援者に頼む場合
楽天・Amazonの売り場に詳しい相手は、検索、サムネイル、レビュー、価格、比較の見方を理解しています。これも必要な強みです。
ただ、Makuakeで反応された商品の独自性を削りすぎると、既存品と同じように見えることがあります。
必要なのは、両方の見方です。Makuakeで反応された理由を残しながら、楽天・Amazonで商品を探す人に今選ぶ理由を届けることです。
以下の状態が続いているなら、実績バナーの調整より先に確認すべき場所があります。
- Makuakeで数千万円を集めたページをそのまま楽天・Amazonに展開したが、一般販売の購入率が出ていない
- 「Makuakeで〇〇万円達成」というバナーを入れたが、楽天・Amazonでは売上が動かない
- Makuakeのページからストーリーを削ってスペックだけにしたら、商品の独自性が薄くなった
- Makuakeの資産を活かしたいが、どこを残し、どこを変えるべきか分からない
「Makuakeページのどこを残し、どこを変えるべきか」を診断レポートで整理します。
URLを送るだけで、2営業日以内にお送りします。
まず、入口を見る
Makuakeでの成功は、商品に反応があった事実です。その実績は一般販売でも使える資産になります。
ただ、楽天・Amazonで商品を探す人は、Makuakeと同じ見方でページを開くわけではありません。
実績バナー、ストーリー、写真、スペックをどう使うかは、ページの入口で今選ぶ理由が届いているかによって変わります。まずは、Makuakeページのどこを残し、どこを楽天・Amazon向けに変えるべきかを見ることが先です。