載った。でも届かない
Makuakeの審査を通過した。公開日も決まった。数ヶ月かけて準備してきた商品が、ようやく世に出る。
公開初日は、知人や関係者からの支援が入る。けれど、一般サポーターからの支援が増えない。ページは見られているのに、支援ボタンが押されない。
このとき、「知名度がないから仕方ない」「もっと集客すればいい」と考えたくなります。どちらも必要な場面はあります。ただ、初挑戦でまず見るべき場所はそこだけではありません。
ページを見た人が、今このプロジェクトに申し込む理由を受け取れていなければ、掲載されても支援には進みにくくなります。
Makuake内の露出、成功事例の参考、広告での集客は必要な場面があります。初挑戦なら、なおさら人に見てもらう工夫は必要です。
ただ、それだけでは、ページを見た人が今申し込む理由を受け取れないことがあります。集客を増やす前に、ページで止まっている場所を見る必要があります。
真似るほど薄くなる
数千万円を集めた成功プロジェクトを開く。画像の置き方、見出しの順番、動画の使い方、リターンの見せ方を参考にする。
完成したページは、それらしく見えます。Makuakeらしい見た目にも近づきます。
ただ、成功事例の形を真似ても、その商品が選ばれた理由までは真似できません。自社商品ならではの選ばれる理由が薄くなることがあります。
成功事例を見ること自体は悪くありません。むしろ、読まれやすい見せ方を学ぶ材料になります。
ただ、自社商品の選ばれる理由まで外からは見えません。見た目を近づける前に、今申し込む理由が届いているかを確認する必要があります。
スペックで止まる
「良い商品だから、機能とスペックをきちんと説明すれば伝わるはずだ」と考える。バッテリー容量、防水等級、素材、製造工程、開発背景を丁寧に書く。
情報は増えます。商品の良さも説明できます。
しかし、Makuakeで初めてページを開く人が最初に見ているのは、仕様の細かさだけではありません。「自分に関係があるのか」「今申し込む意味があるのか」を見ています。
スペックは必要です。機能説明も必要です。
ただ、読者が自分に関係あると感じる前にスペックが並ぶと、「なるほど」で止まることがあります。詳しく理解されても、支援ボタンに進まない状態です。
知名度がある方が有利に働く場面はあります。ただ、知名度だけで支援が決まるわけではありません。無名の商品でも、ページを見た人が自分に必要だと思える理由を受け取れれば、支援に進む可能性があります。
広告を増やす前に
目標金額に届かない焦りから、Facebook広告やSNSでの拡散に追加費用を使う。アクセス数は増える。けれど、支援数が増えない。
この状態では、集客量だけを見る前に、ページで止まっている場所を確認する必要があります。
ページに来た人が、今このプロジェクトに申し込む理由を受け取れているか。自分に必要だと思える理由が届いているか。そこが弱いままアクセスを増やしても、同じ場所で戻る人が増えやすくなります。
- Makuake審査通過後、一般サポーターからの支援がほとんど来ず、目標金額の20%前後で止まっている
- 他社の成功プロジェクトを参考にページを作ったが、自社商品の強みが伝わらずアクセスされてもスルーされている
- 商品の機能とスペックを丁寧に書いたが、直帰率が高く支援に向かわない
- 広告費を追加で投下してアクセスを増やしたが、支援数に反映されず費用だけが消費された
プロジェクトページのURLを送るだけで、2営業日以内に診断レポートをお送りします。
まず、申し込む理由を見る
Makuake初挑戦では、プラットフォームの露出、成功事例の研究、広告での集客が気になりやすくなります。どれも必要な場面があります。
ただ、ページを見た人が今申し込む理由を受け取れていなければ、支援ボタンには進みにくくなります。
まず確認すべきなのは、ページで自社商品の選ばれる理由が届いているかです。そこが分かれば、広告を増やすべきか、ページの冒頭を直すべきか、スペックの伝え方を変えるべきかが見えてきます。