翌日から止まった
プロジェクト公開初日。知人、友人、既存客への告知が動く。支援通知が鳴り、目標金額を達成する。「このまま伸びる」と思える瞬間です。
ところが翌日から、支援総額の動きが止まる。アクセスはある。活動レポートも更新する。広告も回す。それでも、知らない人からの応援購入が増えない。
このとき、「もっと集客すればいいのか」「もっとストーリーを熱くすべきか」と考えたくなります。ただ、初速後に止まる場合、先に見る場所があります。
知人や既存客は、関係性で申し込んでくれることがあります。一般支援者は、ページを見て「自分に必要だ」と思えたときに申し込みます。初速後に止まるなら、知らない人に今申し込む理由が届いているかを見る必要があります。
広告や事前リストづくりが必要な場面はあります。活動レポートも必要です。ページに人が来なければ、応援購入は生まれません。
ただ、ページを開いた人が今申し込む理由を受け取れていなければ、集客を増やしても同じ場所で止まる人が増えます。
共感だけでは進まない
Makuakeでは、作り手の想いや開発背景が支援の後押しになることがあります。なぜ作ったのか。どんな苦労があったのか。どんな人に届けたいのか。
ただ、知らない人にとっては、それだけでは申し込みに進まないことがあります。「いい話だ」と思っても、自分に必要だと思えなければ支援ボタンまでは進みません。
成功事例のページにも、感動的なストーリーはあります。ただ、それだけで伸びているわけではありません。読者が「これは自分の話だ」と受け取り、今申し込む理由が積み上がっているから支援に進みます。
想いだけでは届かない
開発の苦労話を詳しく書く。職人のこだわりを何スクロールにもわたって伝える。作り手の熱量を出す。
これらが必要な場面はあります。ただ、作り手の想いが前に出すぎると、知らない読者は「自分にどう関係するのか」を受け取れないまま離脱することがあります。
共感は大事です。ただ、共感だけでは「応援したいけれど、今の自分には必要ない」で止まることがあります。一般支援者に必要なのは、作り手への好意だけではなく、自分の未来への期待です。
演出の完成度は、プロジェクトへの信頼を作ることがあります。ただ、なぜ既存の選択肢ではなく今これに申し込むのかは、演出だけでは届きません。動画や写真は、申し込む理由が届いたあとに、その納得を後押しする材料として働きます。
初速で終わるページ
初日に目標達成したのに、そこから1.5倍前後で止まるプロジェクトがあります。商品が悪いとは限りません。写真が悪いとも限りません。
知人や既存客は動いた。でも、知らない人に今申し込む理由が届いていない。その状態では、広告を増やしても、活動レポートを増やしても、同じ場所で止まりやすくなります。
成功事例の見出し順や画像配置を真似することはできます。ただ、その商品が選ばれた理由までは真似できません。自社の商品で、知らない人が何を受け取れば申し込みに進むのかを見る必要があります。
知らない人に届く流れ
知らない人が支援ボタンを押すまでには、いくつかの段階があります。
まず「これは自分に関係があるかもしれない」と思う。次に「今使っている選択肢では足りないかもしれない」と感じる。そのうえで「この商品だから解決できるかもしれない」と受け取る。最後に「今申し込む意味がある」と思える。
この順番が抜けると、スペックに自信があっても刺さりにくくなります。機能を言い換えるだけでは、申し込む理由にはなりません。読者の悩みや欲しい状態と、商品の特徴がつながっている必要があります。
- 初日に身内の支援で目標達成したが、翌日から支援総額が止まった
- 綺麗な写真や動画を用意したが、PV数の割に申し込み率が低い
- 活動レポートの更新と広告でアクセスを増やしたが、支援は伸びていない
- 成功事例の型を真似したが、知らない人に今申し込む理由が届いていない
プロジェクトページのURLを送るだけで、2営業日以内に診断レポートをお送りします。
まず、申し込む理由を見る
Makuakeで初速を作ることは大事です。初日に動くことで、ページに勢いが生まれます。
ただ、初速後に伸ばすには、知らない人に今申し込む理由が届いている必要があります。広告や活動レポートは、そのページに人を連れてくる役割です。
広告費を増やす前に、知らない人がページを見て、支援ボタンを押す理由を受け取れているかを見る。そこが分かれば、広告を直すべきか、ページを直すべきか、次に見る場所が見えてきます。