PCの画面に、数社の代行会社のホームページを並べている。費用は数十万円から百万円以上まで幅があります。

「実績のある会社に頼めば、うちの商品も同じように支援されるはずだ」と考えるのは自然です。ただ、その実績が自社商品のページで何を解決してくれるのかは、数字だけでは分かりません。

Makuakeでは、公開後にページ本体を自由に直せる前提では進められません。だから依頼先を選ぶ前に、誰に頼むかではなく、何を頼むべきかを見る必要があります。

実績だけでは見えない

「累計調達額○億円」「達成率1,000%超えの実績多数」。この数字は、依頼先を選ぶときの安心材料になります。

ただ、その数字が示しているのは、多くの場合、進行管理、審査対応、集客施策、公開までの経験です。これは必要な役割です。

一方で、自社商品のページを見た人が、なぜ今申し込むのか。その理由が届いているかは、別で確認する必要があります。

実績を見るときに分ける場所
実績で見えやすいもの
進行管理、審査対応、集客施策、公開経験、過去プロジェクトの支援総額。依頼前の安心材料になる
別で確認するもの
自社商品のページで、読者が今申し込む理由を受け取れるか。数千円、数万円を出してもいいと思える理由が届いているか

実績の数字は分かりやすい判断材料です。そのため、依頼先選びでは自然とそこに目が向きます。

ただ、その数字だけでは、自社商品のページで申し込む理由が届くかまでは分かりません。

綺麗でも止まる

「では良いページを作ろう。制作会社に頼もう」と考えることがあります。

制作会社は、見やすく整えることに強みがあります。写真のレイアウト、文字量の整理、統一されたビジュアル。ページの信頼感は上がります。

ただ、見た目が整っても、読者が今申し込む理由まで受け取れていなければ、支援ボタンまでは進みにくくなります。

制作で整うもの、別で見るもの
制作会社が担いやすいもの
写真の配置、情報整理、デザイン、読みやすさ、ページとしての完成度
別で見る必要があるもの
何をどの順番で伝えるか。読者が自分に必要だと思える理由を受け取れているか

制作会社が悪いという話ではありません。制作会社の役割は、見やすく整えることに置かれている場合があります。

だから、何をどの順番で伝えるかは、別で確認する必要があります。

「ページに載せるコンセプトやストーリーは実行者側で考えてください」と言われることがあります。
これは不誠実な対応とは限りません。制作会社は視覚化や情報整理を担うことが多く、申し込む理由の組み立てまでは別の作業になる場合があります。

想いだけでは進まない

「開発ストーリーや想いを上手く書けるライターを探そう」と考えることもあります。Makuakeではストーリーが重要だと言われるため、この判断も自然です。

開発ストーリーは必要です。作り手の背景、苦労、商品に込めた想いは、ページを読み進める理由になります。

ただ、ストーリーが上手く書かれていても、読者が「自分に必要だ」と思えなければ、申し込みには進みません。

ストーリーで届くもの、残りやすいもの
ストーリーで届きやすいもの
作り手の想い、開発背景、誠実さ、プロジェクトへの共感
別で必要なもの
自分に必要だと思える理由。今申し込む意味。他の商品ではなく、このプロジェクトを選ぶ理由
誰に頼むかの前に、何を頼むべきかを見る。
進行管理、デザイン、文章。それぞれ必要です。ただ、ページを見た人が今申し込む理由を受け取れているかは、別で確認する必要があります。

依頼前に見る場所

ページで止まっている場所を見る

代行会社は進行や集客に強みがあります。制作会社は見た目や情報整理に強みがあります。ライターは言葉の表現に強みがあります。

では、ページを見た読者が今申し込む理由を受け取れているか。この確認を誰が担うのか。

依頼先を選ぶ前に、この点を見る必要があります。

成果報酬型が合う商品かを見る

「成果報酬型なら失敗してもリスクが低い」と考えることがあります。

ただ、成果報酬型の代行会社が扱いやすいのは、すでに認知度がある商品や、分かりやすい希少性がある商品に寄りやすい傾向があります。

自社商品の選ばれる理由がまだ整理されていない状態では、成果報酬型でもテンプレートに近いページになることがあります。

現在のページで申し込む理由が届いているかを見る

すでにMakuakeで公開したことがある場合、または現在準備中の場合、ページを読んで確認できることがあります。

スペックや想いの紹介で終わっていないか。読者が「これは自分に必要だ」と思える理由まで進めているか。

この確認は、次の依頼先を決める前に行う必要があります。ページで止まっている場所が分からないまま依頼先だけを変えても、同じ場所で止まる可能性があります。

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まず、何を頼むかを見る

Makuakeのプロジェクトページを誰に依頼するか。これは大事な判断です。

ただ、依頼先の実績や費用だけを比べても、自社商品のページで止まっている場所は見えません。

進行管理を頼みたいのか。デザインを整えたいのか。文章を整えたいのか。ページで申し込む理由が届くように見直したいのか。

誰に頼むかの前に、何を頼むべきかを見る。そこが見えれば、依頼先に求める役割も明確になります。