「公開したのに、なぜ数字が動かないのか。」

この状態になると、事前告知を増やすか、広告を追加するかに意識が向きます。ただ、Makuakeには他のECページと違う前提があります。

Makuakeでは、公開後にページ本体を自由に直せる前提では進められません。

公開後にできることは限られます。だからこそ、公開前の段階で、ページを見た人が今申し込む理由を受け取れているかを確認しておく必要があります。

公開後には直しにくい

目標金額に届かなかったとき、「ページの見せ方が甘かった」「写真をもっと良くすればよかった」「説明が足りなかった」と振り返ることがあります。

その振り返り自体は必要です。ただ、公開後にページ本体を自由に直せないなら、その反省は次回に持ち越されます。今のプロジェクトでは、広告やSNS告知で人を呼ぶことが中心になります。

公開後に気づいても遅くなりやすい場所
見られやすい問題
ページのデザイン、写真、説明量、リターンの見せ方。公開後に数字が止まると、ここを直したくなる
先に見ておく場所
ページを見た人が、今このプロジェクトに申し込む理由を受け取れているか。公開前の告知で作った期待と、ページの冒頭がつながっているか

綺麗なページと、申し込みに進むページは同じではありません。見た目が整っていても、読者が「自分に必要だ」と思える理由まで進めなければ、申し込みは起きにくくなります。

他のECページであれば、公開後に数字を見ながら修正できます。ただ、Makuakeでは同じ前提では進めにくい。だから公開前に、今申し込む理由が届いているかを見ることが重要になります。

綺麗でも届かない

「では最初から良いページを作ればいい。制作会社に頼もう」と考えるのは自然です。

制作会社は、デザインや情報整理を担うことが多いです。これは必要な役割です。写真の配置、文章の整理、見やすいレイアウト。これらが整うことで、ページの信頼感は上がります。

ただ、ページを見た人が今申し込む理由まで受け取れているかは、別で見る必要があります。

制作で整うもの、別で見るもの
制作で整いやすいもの
写真、デザイン、レイアウト、説明の整理、ページ全体の見やすさ
別で見る必要があるもの
読者がなぜ今申し込むのか。告知で気になった人が、ページを見て自分に必要だと思えるか

制作会社が悪いという話ではありません。役割が違います。見た目を整えることと、申し込む理由が届く流れを作ることは、別の確認が必要です。

公開前の段階から、商品・市場・想定サポーターを整理し、申し込む理由を構成・コピー・写真・画面へ落とし込む場合は、 Makuakeページ制作の考え方 をご確認ください。

告知とページがずれる

「事前にLINE登録者を集めたのに、公開日に申し込みが伸びなかった」というケースがあります。

事前告知で読者の期待を作ることは必要です。ただ、その期待と公開日のページがずれていると、ページを開いた瞬間に止まります。

事前告知とページのずれ
事前告知で起きること
読者が商品に興味を持つ。公開日を待つ。LINE登録やSNSフォローをする
ページで必要なこと
告知で気になったことの答えが冒頭で受け取れること。今申し込む理由が、公開日のページで続いていること

告知で「A」に期待させたのに、ページを開いたら「B」の話から始まる。読者の中で流れが切れます。

事前告知とプロジェクトページは、別々の施策ではありません。公開前に作った期待を、公開日のページで受け止める必要があります。

事前告知とプロジェクトページは、同じ流れで見る。
公開前に期待を作り、公開日にその期待を受け止め、今申し込む理由まで進める。ここがつながっていないと、登録者やアクセスがあっても申し込みに変わりにくくなります。

初日に待っていた人が来る

Makuakeでは、公開直後の動きが重要です。初速が弱いと、そこから露出も伸びにくくなります。

Makuake公式は、公開前からSNSやメルマガで期待感を高め、公開と同時に応援購入が集まる状態を作ることを推奨しています。2026年1月時点の公式記事では、開始24時間以内に表示目標金額の30%を集めたプロジェクトの95%が成功したという過去データも紹介されています。この数値は初日の勢いと最終結果の関連を見る参考データとして扱います。

公開前に期待が作れているか

達成するプロジェクトは、公開前から特定の読者に向けて情報を届けています。ただ告知文を並べるのではなく、読者が「これは自分に関係がある」と思える流れを作っています。

ページで申し込む理由が届いているか

ページを開いた読者は、商品スペックを見る前に「自分に必要かどうか」を見ています。その判断に答えられていないページでは、どれだけ詳しく書いても離脱されます。

告知とページが同じ流れでつながっているか

事前告知で作った期待と、公開日のページがつながっていれば、登録者やフォロワーは申し込みに進みやすくなります。ずれていれば、ページで止まります。

以下の状態が続いているなら、公開前の告知とページのどこかで、申し込む理由が途切れている可能性があります。

ページ制作の考え方
公開後に直す前に、公開前に決めることを見る。
告知とページの間で理由を途切れさせないために、誰がなぜ今応援購入するのかを先に決める制作工程を確認できます。
Makuakeページ制作の考え方を見る
制作方法、実績、料金までサービスページで確認できます。

まず、公開前に見る

Makuakeで目標金額に届かないとき、ページの質、事前告知の量、広告露出が見られやすくなります。どれも必要な場面があります。

ただ、Makuakeでは公開後にページ本体を自由に直せる前提では進められません。だから、公開前に見る必要があります。

告知で作った期待と、ページで受け取る内容がつながっているか。ページを見た人が今申し込む理由を受け取れているか。ここが確認できれば、告知を増やすべきか、ページを直すべきか、公開前に整える場所が見えてきます。