結論:Makuake公式の推奨は2〜3ヶ月。短くするなら、短くする理由を先に決める

Makuake公式は、プロジェクトの推奨実施期間を2ヶ月〜3ヶ月と案内しています。原則の掲載上限は150日、All or Nothing型は最大89日です。終了日は月末最終日に設定できず、終了時刻は一律22:00です。

そのため「30日と60日のどちらが売れやすいか」だけで期間を決めるのは順序が逆です。まず、公開後に必要な認知獲得期間、告知計画、在庫・配送予定、終了後の一般販売予定を並べ、その条件を満たす期間を選びます。

実施期間は長さそのものではなく、公開初日から終了日までに必要な購入機会を何回作れるかで決めます。

1|開始日は「ページが完成した日」ではなく、初動を作れる日に置く

公開日は、ページが完成した最短日に置けばよいわけではありません。公開前の告知、既存顧客への案内、SNSや広告、取引先への連絡など、初日に反応を集める準備が整っているかを確認します。

Makuakeには、表記審査を通過したプロジェクトの一部を公開前に見せられる「もうすぐ開始」機能もあります。利用する場合も、余裕を持った準備が必要と案内されています。

2|終了日は「最終日に動ける日」を選ぶ

Makuakeの終了時刻は一律22:00です。クレジットカード決済は終了日の21:59までに申込み・決済完了が必要です。終了日は、実行者側が告知や問い合わせ対応を行える日を選びます。

終了直前に活動レポート、SNS、メール等で案内する予定なら、その運用を実行できない日を終了日に置かないほうが管理しやすくなります。

3|長くすれば購入機会は増えるが、「長いほど有利」とは限らない

実施期間を長くすると、商品を知ってもらう時間は増えます。一方で、告知施策を追加せず日数だけ延ばしても、新しい購入機会が自動で増えるわけではありません。

期間を延ばす前に確認する
延長分でやることがある
広告、PR、活動レポート、イベント、追加露出など、後半にも新しい接点を作れる。
延長分でやることがない
同じページを置いて待つだけなら、期間より流入施策の不足を先に確認する。

4|配送予定から逆算し、募集期間を伸ばしすぎない

プロジェクト終了後にはサポーター情報の確認、製造・検品、発送などが続きます。終了日を後ろへ動かせば、配送準備に使える時間も変わります。

特に製造ロットや輸入、季節商品など納期制約がある案件では、「売る期間を長くしたい」だけで終了日を後ろへずらさず、ページに記載したお届け予定月を守れるかから逆算します。

5|一般販売や季節需要の開始日から逆算する

Makuakeで公開する製品は、原則として一般販売前のものとされています。終了後に楽天・Amazon・自社ECへ移行する計画がある場合は、一般販売開始、在庫入荷、商戦期から逆算してMakuakeの終了日を決めます。

たとえば冬向け商品を一般販売でも冬に売りたいのに、Makuake終了と配送が需要期の後半へずれれば、一般販売の時間が短くなります。Makuake単体の期間ではなく、その後まで一続きで見ます。

実施期間を決める5つの基準

公式推奨の2〜3ヶ月は重要な基準です。そのうえで、商品ごとの公開準備・告知・配送・一般販売までを並べ、担当キュレーターと日程を決めます。