迷いが消えない
Makuakeの管理画面で方式選択の画面が出る。All inにするか。All or Nothingにするか。数日間、同じ画面を見ながら迷い続ける。
All or Nothingで未達になれば、応援購入額はゼロになる。けれどAll inを選んで数万円だけ集まった場合も、負担は残る。少額のまま生産に進めば、小ロットで原価が上がり、赤字になる可能性がある。
どちらを選んでも不安が消えない。そこにあるのは、方式そのものへの不安だけではありません。ページで申し込まれる見込みが見えていない不安です。
申し込む理由がページで届いていれば、方式への迷いは小さくなります。反対に、その理由が届いていない状態では、All inでもAll or Nothingでも不安は残ります。
方式の違いや目標金額の設定は大事です。商品の在庫状況、製造ロット、資金計画によって判断は変わります。
ただ、方式はページで申し込まれる見込みを作ってはくれません。先に見るべきなのは、一般のサポーターがページを見て「今申し込む理由」を受け取れているかです。
少額でも負担は残る
未達でゼロになるのが怖くて、All inを選ぶ。たしかに、All inなら目標未達でも支援は成立します。安心感があります。
ただ、ページで申し込む理由が弱いままAll inを選ぶと、身内や既存客の支援で止まることがあります。数万円から数十万円だけ集まる。けれど生産には進まなければならない。
All inが悪いわけではありません。すでに生産体制が整っている場合や、少額でも実行できる場合には合うことがあります。
ただ、All inを「失敗しないための保険」として選ぶなら注意が必要です。ページで申し込む理由が弱いままでは、ゼロではなくても負担が残る形になりやすくなります。
緊急感だけでは動かない
All or Nothingには、達成しなければ実行されないという緊張感があります。「今申し込まないと、この商品が実現しないかもしれない」という見え方もあります。
ただ、その緊急感が働くのは、先に「この商品は自分に必要だ」と思えている場合です。必要だと思えていない商品に対して、未達の緊張感だけを見せても、申し込みには進みにくくなります。
All or Nothingが悪いわけではありません。商品の実現に必要な最低金額が明確な場合や、一定額に届かなければ実行できない場合には、自然な方式です。
ただ、方式が緊急感を作ってくれると考える前に、ページで申し込む理由が届いているかを見る必要があります。
初期達成の見え方が必要な場面はあります。ただ、目標が低すぎると、プロジェクトの期待感が弱く見えることがあります。Makuakeでは、ただの予約販売に見えると申し込む理由が弱くなる場合があります。目標金額の調整より先に、ページで今申し込む理由が届いているかを確認することが先です。
方式の前にページを見る
All inを選ぶか、All or Nothingを選ぶか。この判断は必要です。ただ、方式だけでは支援される見込みは作れません。
ページを見た人が、何を見て申し込むのか。どこで「これは自分に必要だ」と思えるのか。どの時点で「今申し込む意味がある」と受け取れるのか。
ここが弱いまま方式だけを決めても、不安は残ります。All inなら少額で終わる不安。All or Nothingなら未達で終わる不安。どちらも、ページで申し込まれる見込みが見えていないことから生まれます。
制作代行に依頼する場合も同じです。制作代行は、公開に必要なページ作成を担うことが多いです。ただ、一般支援者が申し込む理由まで組み立てられているかは、別で確認する必要があります。
迷う前に見る場所
方式で迷い続けているなら、先にページを見た方が早いことがあります。
方式の不安は、ページへの不安でもあります。ページで申し込む理由が届いていると思えれば、方式の判断はしやすくなります。逆に、ページへの不安が残っていると、どちらの方式を選んでも怖さが残ります。
- All inとAll or Nothingのどちらを選ぶかで数日間迷い続けている
- All or Nothingを選ぶのが怖い理由として、ページが弱いかもしれない不安がある
- All inで確実に成立させたいが、少額で終わるリスクも感じている
- 制作代行やキュレーターに相談しても、ページで申し込む理由まで見えていない
プロジェクトページのURLを送るだけで、2営業日以内に診断レポートをお送りします。
まず、申し込む理由を見る
All inにも、All or Nothingにも役割があります。どちらが常に正しいという話ではありません。
ただ、方式で迷い続けているなら、その前にページを見ます。サポーターが今申し込む理由を受け取れているか。数千円、数万円を出してもいいと思える理由が積み上がっているか。
そこが見えれば、方式選びの不安は小さくなります。方式を決める前に、まずページで申し込む理由が届いているかを確認することが先です。