まず答え:イベント後の売上減には「需要減」と「売り方のズレ」がある
イベント需要が終われば、売上が下がる商品は当然あります。母の日専用ギフトの需要を、6月も同じ水準で維持することはできません。
イベント後にも残る需要があるのか、その需要に今のページとオファーが合っているのかを分けて見ます。
1|検索数・セッション数ごと落ちているなら、まず需要減を疑う
イベント終了と同時に、検索数や自然流入、広告表示回数まで大きく落ちている。これは市場側の需要が減った可能性を示します。
この状態でページだけを大きく作り替えても、母数そのものが少なければ売上は戻りません。次のイベントまで在庫・広告・販促をどう運用するかの問題です。
2|アクセスは残るのにCVRだけ落ちるなら、買い手や用途の変化を見る
イベント後も一定のセッションがあるのに、購入率だけ急に落ちる。この場合は、ページへ来ている人がイベント中とは違う可能性があります。
ギフト目的だった人から、自宅用・日常用・補充目的の人へ変わる商品もあります。ただし、すべての商品に自宅需要があるとは限りません。実際の検索語、流入先、購入者の使い方を確認してから判断します。
日常用途が実際に存在する商品だけ、その用途に必要な情報へページを合わせます。存在しない需要をコピーで作ったことにはできません。
3|イベント終了で価格・配送・特典が変わったなら、オファーの差を見る
イベント期間中は送料無料、ポイント増量、早割、限定包装などがあり、終了後に通常条件へ戻ることがあります。
この場合、売上減をページ内容だけで説明するのは危険です。同じ商品でも、実質価格や届く日、特典が変われば購入条件が変わります。
イベント前後で、価格・送料・ポイント・クーポン・配送予定・在庫状態がどう変わったかを並べて確認します。
4|イベント訴求が残ったままなら、現在の買い手とのズレを確認する
イベントが終わっているのに、サムネイルやページ前半が「母の日限定」「大切な方へ」のまま。こうした状態では、別の目的で来た人が自分向けの商品として読み進めにくくなります。
ただし、直すのはコピー一行だけではありません。現在の買い手が最初に知りたいことへ、画像・説明・レビュー・オファーがつながっているかを見ます。
イベント後は「需要→流入→購入条件→ページ」の順に切り分ける
- 市場の需要自体がどれだけ残っているか
- イベント後に誰がどんな目的で来ているか
- 価格・送料・特典・配送条件が変わっていないか
- 現在の買い手にページ内容が合っているか
この順番なら、「閑散期だから仕方ない」と決めつけることも、「ページを直せば通年で売れる」と決めつけることも避けられます。