選ぶ前に、自社が「何を任せたいのか」を決める
Amazonの商品ページ制作代行を探すと、実績、価格、制作枚数、Amazon経験など、比較項目が大量に出てきます。ただ、最初に見るべきなのは制作会社ではありません。
自社で足りていないのが、デザインなのか、構成なのか、コピーなのか、改善判断なのか。ここを分けないまま選ぶと、実績の多い会社に頼んでも、必要な仕事が契約範囲に入っていないことがあります。
1|制作実績は「見た目」ではなく、担当範囲を見る
ポートフォリオを見るとき、デザインの好みだけで選ぶと判断を誤ります。その事例で、制作会社が構成から担当したのか、支給されたワイヤーをデザインしただけなのかで意味が違うからです。
「このページは何を改善する案件で、どこまで担当したのか」を確認すると、実績の読み方が変わります。
2|Amazon固有の表示面と規約を理解しているか
Amazonの商品詳細ページには、商品名、メイン画像、サブ画像、箇条書き、A+など複数の表示面があります。広告からは商品詳細ページへ直接遷移するため、ページ品質は広告成果とも切り離せません。
Amazon公式も、商品名、高品質画像、箇条書き、説明、検索用語、A+などを改善項目として案内しています。一般的なLP制作の経験だけでなく、Amazon上でどの表示面がどの役割を持つかを理解しているかを確認します。
3|構成を誰が決めるのかを契約前に確認する
「商品画像7枚制作」と書かれていても、何を7枚にするかまで考えてもらえるとは限りません。構成案は自社支給、コピーも支給、制作会社はデザインのみ、というサービスもあります。
自社に構成を作れる人がいないなら、デザイン品質より先に、訴求内容と順番を誰が決めるかを確認します。
4|費用ではなく、見積もりの中身を揃えて比較する
制作会社ごとに料金が違うのは、作業範囲が違うからです。画像制作、撮影、コピー、A+、登録、改善まで、含まれる作業を揃えずに総額だけ比較しても意味がありません。
費用相場については、Amazon商品ページ制作代行の費用は?依頼範囲別の相場と見積もり比較で分けて整理しています。
5|修正回数より「何を根拠に直すか」を聞く
修正無制限でも、直す基準が「好みに合うまで」だけなら、売上改善にはつながりません。初稿後にどの数字やレビュー、競合状況を見て改善するのかを確認します。
公開して終わりなのか、数値を見て改善まで行うのかでも、向いている会社は変わります。
6|成果実績は、数字だけでなく前提条件を聞く
「CVRが○倍」「売上○倍」といった実績は魅力的ですが、広告費、価格、レビュー、在庫、セール条件などが同時に変わっていれば、商品ページ制作だけの成果とは限りません。
どの数字が、どの期間で、何を変えた結果なのか。可能な範囲で前提条件まで確認すると、実績を比較しやすくなります。
7|自社の運用体制と合うかを見る
1商品だけ作って終わりなのか、毎月新商品が出るのか、既存商品の改善を繰り返すのかで、必要な体制は変わります。
単発制作が得意な会社と、継続改善が得意な会社は同じではありません。納期やコミュニケーション方法も含め、自社の更新頻度に合うかを確認します。
契約前に聞く7つの質問
- 構成・コピー・デザインのどこまで担当しますか
- Amazon案件では、どの表示面を主に改善しますか
- 競合・レビュー調査は含まれますか
- 撮影・A+・登録作業は別料金ですか
- 初稿後は、何を根拠に修正しますか
- 実績数字は、どの施策を変えた結果ですか
- 公開後の改善まで対応できますか
「有名な会社」より、自社の不足を埋める会社を選ぶ
制作会社選びで大切なのは、実績数や価格表から1社を決めることではありません。自社に構成がないなら構成から、デザインだけ足りないならデザインだけ、改善判断まで必要ならそこまで対応できる会社を選びます。