実績は並んだ
「楽天特化」「制作実績〇〇件」「売上〇〇%アップ」。
複数社の資料を並べると、どの会社にも実績がある。どの会社も綺麗なページを作っている。料金も大きく違う。
ただ、決め手が見つからない。
どこに頼めば、自社の商品ページの転換率が動くのか。そこだけが見えない。
発注前に、現在の商品ページで読者がどこで止まっているかを見ているかどうかで、依頼内容が変わります。
制作実績の数は、これまでに何件ページを作ったかを見る材料です。
ただ、その数字だけでは、自社の商品ページで読者がどこで止まっているかまでは分かりません。
発注先を比べる前に、まず現在のページで、商品ページ前半の選ぶ理由が届いているかを見る必要があります。
分析だけでは残る
商談で「どうやって転換率を上げるのか」と聞くと、よく返ってくる答えがあります。
「ヒートマップで分析します」
「競合をリサーチします」
「ユーザーの離脱箇所を見ます」
どれも必要な場面があります。ただ、それだけで転換率が動くとは限りません。
ヒートマップは役立ちます。
ただ、色が薄い場所や離脱箇所が見えても、それだけで「なぜ読まれないのか」までは分かりません。
競合リサーチも同じです。他店に何が載っているかは分かります。ただ、自社の商品を見に来た読者が、何を受け取れば「これでよさそうだ」と思えるのかは、別で見る必要があります。
制作会社の主な役割は、渡された情報を見やすく整え、ページとして形にすることです。これは必要な仕事です。ただ、現在の商品ページで読者がどこで止まっているかを見ないまま制作に進むと、見た目が整っても転換率は動きにくくなります。
見た目では分からない
相見積もりを取り、ポートフォリオを比べる。
完成度の高い画像が並んでいる。「この雰囲気なら自社の商品に合いそう」「他社より見栄えが良い」という判断で発注先を絞る。
この判断は自然です。発注前に見えるものが、完成した見た目だからです。
ポートフォリオの完成度が高いことは、制作会社の強みです。
ただ、転換率を動かした理由が、見た目なのか、ページ前半の伝え方なのか、価格なのか、レビュー数なのかは、外観だけでは分かりません。
見た目で会社を選ぶことが悪いわけではありません。けれど、転換率を動かす目的なら、現在のページで止まっている場所まで見てくれるかを確認する必要があります。
丸ごとでも残る
「コピーライティングから広告運用まで一括対応」
「伝える順番から丸ごとお任せ」
こうしたプランは安心に見えます。窓口が一本化され、制作も広告もまとめて進むからです。
ただ、一括対応だから転換率まで見られているとは限りません。
一括対応では、制作、広告、運用をまとめて進められる良さがあります。
ただ、今のページで読者がどこで止まっているかを見ないまま進むと、ページを作り直しても、広告を増やしても、同じ場所が残ることがあります。
丸ごと任せる前に、何を任せるべきかを整理する必要があります。
比べる前に見ること
誰が前半を見るのか
発注前に確認すべきなのは、「誰が商品ページ前半を見るのか」です。
デザインを整える人がいる。広告を運用する人がいる。画像を作る人がいる。
ただ、読者が商品ページ前半で「これでよさそうだ」と思える理由を受け取れているかを見る人がいなければ、転換率が動かない場所は残りやすくなります。
自社の商品を見ているか
売れるページの型は参考になります。
ただ、自社の商品を見に来る読者が何に迷い、何を受け取れば購入に進めるのかは、商品ごとに違います。
テンプレートに商品情報を当てはめるだけでは、見た目は整っても、自社商品ならではの選ぶ理由が届きにくくなります。
今のページで止まる場所
発注先を探す前に、現在のページでどこが止まっているかを見る必要があります。
商品ページ前半で選ぶ理由が届いていないのか。CTA前で不安が残っているのか。価格やレビューだけで比べられているのか。
止まっている場所が見えれば、次に頼むべきことも変わります。
以下の状態が続いているなら、発注先を決める前に確認すべき場所があります。
- 複数社を比べているが「どこも同じように見えて決め手がない」という状態が続いている
- 「どうやって転換率を上げるのか」を質問しても、ヒートマップや競合リサーチという答えしか返ってこない
- 過去に高額を払ってリニューアルしたが転換率が変わらなかった経験があり、また同じになることを恐れている
- 「一括対応OK」のプランに惹かれながら、自社の商品の魅力が消えることへの不安が発注を止めている
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まず、今を見る
制作実績を確認すること、ポートフォリオを見ること、ヒートマップ分析の有無を聞くこと。どれも必要な場面があります。
ただ、発注先を比べても決め手が見つからないなら、比較している場所がズレている可能性があります。
現在の商品ページで、読者がどこで止まっているか。そこが見えれば、制作会社に何を依頼すべきか、広告運用まで任せるべきか、ページ前半から見直すべきかを判断しやすくなります。