情報が多いこと自体が問題とは限らない
長い商品ページでも読まれるページはあります。短くても離脱されるページもあります。
違いは文字数だけでは説明できません。読者が知りたいことと、ページが答えていることの順番が合っているかが重要です。
商品の詳細が必要になる前に長い製法説明が続けば読まれにくい。一方、購入直前に必要な保証や配送情報が見つからなければ、情報が少なくても判断は止まります。
この記事で扱うのは「情報をどの段階に置くか」です。すでに必要な情報は揃っていて、実績・レビュー・特典などの理由が横並びになっているなら、「買う理由を足す」という発想の限界の方が近い問題です。
読まれていない情報を、すぐ削るとは限らない
ヒートマップなどで読まれていない箇所が見つかると、その部分を削りたくなります。
ただ、読まれない理由が「不要だから」とは限りません。その情報に到達する前に疑問が解消されていない、あるいは前段で関心を失っている可能性もあります。
読まれていないという事実は、削除の結論ではなく原因を探す入口です。削るか、後ろへ移すか、前の説明を直すかは別に判断します。
情報は「その時点で知りたいこと」に合わせて置く
商品ページでは、読者の疑問が少しずつ変わります。自分に合うのか、他と何が違うのか、本当に信じてよいのか、条件に問題はないか。
その段階で必要な答えが置かれていれば、詳しい情報でも読む意味があります。逆に、まだ生まれていない疑問への答えを先回りして大量に置くと、説明が重くなります。
情報整理とは、短くすることではなく、必要になる順番へ並べ直すことです。
ファーストビューへ全部上げる必要もない
重要な情報が読まれていないと、上へ移動させればよいと考えがちです。
しかし、保証、詳細スペック、FAQまで上部へ集めれば、今度は最初に判断すべきことが埋もれます。
上部には続きを見るために必要な情報を置き、比較・証明・条件確認は、それぞれ必要になる位置へ置く。重要度だけでなく、必要になるタイミングで配置を決めます。
残す・削る・移すを分けて判断する
情報整理では、すべてを「残すか削るか」の二択にしないことが重要です。
必要だが早すぎる情報は後ろへ移す。重複している情報はまとめる。購入判断に使われていない情報は削る。足りない答えだけを追加する。
この四つを分けると、情報量を減らすこと自体が目的にならず、読者が必要な答えへ進みやすいページになります。
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まとめ
情報を足しても売れないからといって、情報が多いことだけを原因にするのは早計です。
確認すべきなのは、読者の疑問が生まれる順番と、ページの情報配置が合っているかです。情報を増減する前に、残す・削る・移す・追加するを分けて判断すると、必要な情報を必要な位置へ戻す改善になります。