AIに最初からLP全文を書かせない。先に7つを決める

AIで売れるLPを作る基本手順は、次の7つです。

この順番なら、AIは「売れる構成を考える役」ではなく、決めた設計を高速に言語化する役になります。

STEP1|どこから来た読者かを確認する

最初に見るのは商品ではなく、読者がLPへ来る直前の状態です。同じ商品でも、検索広告、SNS広告、メルマガ、モール内導線では、クリック時点で理解していることが違います。

広告ですでに「この悩みを解決できる商品」と理解した人へ、LPでも悩みの説明からやり直す必要はありません。一方、検索で「原因」を調べている人へ、いきなり価格を出しても早すぎます。

AIへ渡す前に書くこと。
「このLPを見る人は、直前に何を見て、何を理解し、何を期待してクリックしたか」を1〜3文で固定します。

STEP2|その読者に最初に残っている迷いを一つ決める

LPの冒頭は、一般的な「悩み」から始めるのではなく、その読者にまだ残っている最初の迷いから始めます。

たとえば、商品自体を知らない人なら「これは自分に必要か」。カテゴリを比較している人なら「他と何が違うか」。商品まで絞っている人なら「本当に期待どおりか」。最初の迷いが違えば、同じ商品でも冒頭は変わります。

ここを一つに絞ると、ファーストビューへ情報を詰め込む必要がなくなります。

STEP3|読者が本当に欲しい結果を絞る

次に、機能ではなく「その商品を買って何を変えたいのか」を確認します。軽量、速乾、大容量、高出力といった特徴は、欲しい結果を実現する手段です。

重要なのは、深い感情を無理に掘ることではありません。商品を使う具体的な場面で、何が楽になる、避けられる、できるようになるのかまで確定すれば十分な場合もあります。

AIへ大量のペルソナ設定を渡すより、最も強い購入理由につながる結果を一つ明確にする方が、出力はぶれにくくなります。

STEP4|その商品を選ぶ主な理由を一つ決める

欲しい結果が決まったら、「なぜこの商品ならそれを実現できるのか」を決めます。ここで特徴を全部並べません。

主役になる理由は、その商品固有の形、構造、仕組み、使い方、提供条件などから探します。カテゴリの商品ならどれでも言える「高品質」「使いやすい」だけでは、選ぶ理由になりません。

特徴を10個見せるより、欲しい結果と商品固有の理由が一本につながることの方が重要です。

STEP5|買う理由を確定する証拠を集める

主張を書いてから証拠を探すのではなく、使える証拠を先に集めます。商品写真、構造図、比較データ、実測値、試験結果、レビュー、導入実績、保証条件などです。

「すごい」と言うコピーより、見れば納得できる証拠の方が強い場合は多くあります。画像で分かることを、コピー、矢印、バッジ、説明文で何度も重ねる必要もありません。

証明できない差は、AIに魅力的な言葉へ変えさせても使わない。これだけで、AI特有の過剰表現や類似商品の情報混入もかなり防げます。

STEP6|読者の迷いが解ける順にページを並べる

ここで初めて構成を作ります。固定の「悩み→3つの特徴→口コミ→価格」へ当てはめず、STEP2で決めた最初の迷いから始め、次に自然に生まれる疑問だけを一つずつ処理します。

たとえば「本当に自分向けか」が最初なら、適合を確認した後に「なぜそう言えるか」が生まれます。その証拠を見せた後に「他と何が違うか」が残るなら、そこで他商品との違いを示します。

一つの区切りでは、一つの疑問だけを解消し、終わった話へ戻らない。これが順番を作る基準です。

構成案の確認方法。
見出しだけを上から読んで、「同じことを言い換えていないか」「前の話へ戻っていないか」「次に知りたいことへ進んでいるか」を確認します。

STEP7|最後にAIへコピーを書かせる

ここまで決まってから、AIへコピー化を依頼します。渡すのは、商品情報だけではありません。

そのうえで、「各ブロックで伝える意味を変えずに、自然な日本語へする」「画像だけで分かる部分は説明を増やさない」「同じ結論を別表現で繰り返さない」と指示します。

AIはこの段階で強くなります。何を考えるかまで丸投げするのではなく、決めた意味を壊さず、速く表現へ変える使い方になるからです。

完成後は、文章の上手さではなく「読み進めるほど迷いが減るか」で確認する

最後に、全文を見直します。タイトル、冒頭、各見出し、CTAが、それぞれ同じ結論を言い換えていないか。読者が一度理解したことを再説明していないか。主張と証拠が離れすぎていないか。CTAの直前に新しい疑問を増やしていないか。

AI製LPでありがちな失敗は、文章単位では綺麗なのに、ページ全体で同じことを繰り返すことです。局所の文章力より、ページ全体で同じ説明や余計な迷いを増やさないことが優先です。

AIで売れるLPを作る要点は、生成前に設計を終わらせること

AIで売れるLPを作る方法を一言でまとめると、「構成もコピーもAIに考えさせる」のではなく、「買うまでに何を納得してもらうかを先に決め、AIには表現化を任せる」です。

もし今すでにAIで作ったLPがあり、どこを直すべきか分からない場合は、作り直す前に原因を切り分けた方が早いです。

AIで作ったLPが売れない7つの理由|文章を直す前に確認したいことでは、止まり方から原因を確認できます。